今日は単独登山。
実は9月に大分に一人旅に行った時、一人で山に登った。
なので、今日は単独2回目。
朝5:30に自宅を出発し、8時に牧ノ戸峠に到着。
先客は、5組ほど。
8:30から登り始める。
最初のコンクリートの道はやっぱりきつい。
途中の展望台で休みたかったが、私のすぐ前を歩く同年代の女性に勝手に闘争心を抱き、
休まず上まで登りきった。(やったぜ)
その後は、楽々歩く。
紅葉が始まっていた。
今日は九州最高峰の中岳に登る。
案内プレート通り、中岳の方向へ進む。
どれが中岳かわからずきょろきょろ上を見ながら歩いていると、
ミヤマキリシマ(?)の枝に足が絡まって転んでしまった。
手をつく間もなく、顔面から倒れ、石に鼻を強打した。
ゴリッと音がした。
「う・・・」と唸り、恐る恐る鼻に手を当てるが、いつも通りの鼻筋で安心するが、
すぐにボタボタと鼻血が流れ落ちた。
情けない。
運動神経には自信があったのに。自分の年齢がふと頭をよぎる。
ただ、こんな無様な姿を他の登山者に見られなかったのが唯一の救い。
鼻にティッシュを詰めて、空を仰ぎ、このまま登るか考える。
ここまで来たのだから、登ろう。(`・ω・´)
気を取り直して、今度は慎重に歩く。
二度と同じ過ちは繰り返さない。
地図で中岳を確認して、中岳を目指す。
すれ違った登山者が「気をつけてね」と声をかけてくださる。
他の登山者から「がんばるねぇ」と言われる。
もちろん、この時は鼻のティッシュは抜き取って、何事もなかったかのように笑顔で挨拶を返す。
大きな岩を乗り越えて、中岳山頂に無事に着いた。
久住中岳は九州最高峰の山だ。

今、この瞬間私は九州で一番高い位置に居ると思うとなんだか感動する。
頂上でおにぎりとみそ汁を食べ、慎重に岩を下りる。
帰りは、派手な服を着た山ガール、山ボーイと一緒になり、その二人のすぐ前を私が歩く。
途中、山ガールに「お先にどうぞ」と道を譲ると、
「お疲れ様です
」無邪気な笑顔で追い越していく。
こういう子が男にもてるんだろうなぁ。
自分にも多少この可愛さがあれば、人生変わってた・・・とか考えながら歩く。
でも結局、写真を撮りながら下るこの二人組を追いついてしまった。
登りの方に、「3人は、なんの集まりですか?」と声をかけられる。
私は聞こえなかったふりをする。
山ボーイが「職場の友人です」とガールのことを説明している。
そのあと山ガールが、「先に行くね」とはしゃいたように走って行ってしまった。
「山ガール、元気だせよ」
私には山ガールの気持がわかる。
鈍感なボーイめ。
などと考えながら、無事に下山。
車で鼻に怪我がないか、確認するために鏡を見ると、口の周りに鼻血の跡が付いていた。
恥ずかしい。何も知らない人は、これをチョコレートと思ったはず。
それにしても一期一会っていい言葉だ。
気にしないことにしよう。
実は9月に大分に一人旅に行った時、一人で山に登った。
なので、今日は単独2回目。
朝5:30に自宅を出発し、8時に牧ノ戸峠に到着。
先客は、5組ほど。
8:30から登り始める。
最初のコンクリートの道はやっぱりきつい。
途中の展望台で休みたかったが、私のすぐ前を歩く同年代の女性に勝手に闘争心を抱き、
休まず上まで登りきった。(やったぜ)
その後は、楽々歩く。
紅葉が始まっていた。
今日は九州最高峰の中岳に登る。
案内プレート通り、中岳の方向へ進む。
どれが中岳かわからずきょろきょろ上を見ながら歩いていると、
ミヤマキリシマ(?)の枝に足が絡まって転んでしまった。
手をつく間もなく、顔面から倒れ、石に鼻を強打した。
ゴリッと音がした。
「う・・・」と唸り、恐る恐る鼻に手を当てるが、いつも通りの鼻筋で安心するが、
すぐにボタボタと鼻血が流れ落ちた。
情けない。
運動神経には自信があったのに。自分の年齢がふと頭をよぎる。
ただ、こんな無様な姿を他の登山者に見られなかったのが唯一の救い。
鼻にティッシュを詰めて、空を仰ぎ、このまま登るか考える。
ここまで来たのだから、登ろう。(`・ω・´)
気を取り直して、今度は慎重に歩く。
二度と同じ過ちは繰り返さない。
地図で中岳を確認して、中岳を目指す。
すれ違った登山者が「気をつけてね」と声をかけてくださる。
他の登山者から「がんばるねぇ」と言われる。
もちろん、この時は鼻のティッシュは抜き取って、何事もなかったかのように笑顔で挨拶を返す。
大きな岩を乗り越えて、中岳山頂に無事に着いた。
久住中岳は九州最高峰の山だ。

今、この瞬間私は九州で一番高い位置に居ると思うとなんだか感動する。
頂上でおにぎりとみそ汁を食べ、慎重に岩を下りる。
帰りは、派手な服を着た山ガール、山ボーイと一緒になり、その二人のすぐ前を私が歩く。
途中、山ガールに「お先にどうぞ」と道を譲ると、
「お疲れ様です
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こういう子が男にもてるんだろうなぁ。
自分にも多少この可愛さがあれば、人生変わってた・・・とか考えながら歩く。
でも結局、写真を撮りながら下るこの二人組を追いついてしまった。
登りの方に、「3人は、なんの集まりですか?」と声をかけられる。
私は聞こえなかったふりをする。
山ボーイが「職場の友人です」とガールのことを説明している。
そのあと山ガールが、「先に行くね」とはしゃいたように走って行ってしまった。
「山ガール、元気だせよ」
私には山ガールの気持がわかる。
鈍感なボーイめ。
などと考えながら、無事に下山。
車で鼻に怪我がないか、確認するために鏡を見ると、口の周りに鼻血の跡が付いていた。
恥ずかしい。何も知らない人は、これをチョコレートと思ったはず。
それにしても一期一会っていい言葉だ。
気にしないことにしよう。