木金とでかけてきましたが、ほぼ保々乗り鉄三昧でした(とっても暑かったです)。
新幹線からローカル線まで、色々な路線に乗りましたが、素朴な感想としては路線や車両によってずいぶんとまた乗り心地が違うものだな・と。
昔はたしかに、すごい揺れる電車はあったのですが、今は車両もたいてい同じようなエアサス付きの台車だし、保線機械も進歩したからか、日常的な鉄道の移動でそれほど乗り心地を意識することはなくなりました。
ロングレールは都市部の鉄道なら支線区でもだいたい採用していて、ごとごととジョイント音たてて走る列車はありません。
しかし、地方私鉄だと施工がちょっとハードル高いのですかね。今回乗った路線では大手私鉄のも含めて久しぶりにゴトゴトを味わいました。
あのリズミカルな走行音はある種の音楽(四つ打ちで流れていく音楽とか)を思い起こさせるし、割と身体的に気持ちいい響きですよね。
モータウンと言えば自動車ですけど、車と言うよりは列車が疾走している感じ。シュープリームスの初期の歌はそれでも少しテンポがゆっくりしていて、なんとなくV8エンジンゆるく回している感じだけどど、上の曲はもう少し速くて、65km/hぐらいで海岸沿いを延々走る列車を想起させます。。重たい旧型車でも軽量ステンレスの最新型でもなく、軽快な急行型とか。
新幹線くらいの速度になると、ちょっとリズムが合いません。
でもこれ歌詞はあたし何だかムズムズするわ、みたいな話なんですけどね。
これなんか最初のスネアの音は完全に機関車ですよね。軸配置B-B-Bかも、とかいう話はマニアの世界なのでしませんが(してますが)、人々が列車に惹かれるのは、そういう音楽的な感覚もどこかにあるのかもしれません。
それはさておき、この電車は実によく揺れました。
横揺れもしたけどピッチングはかなり豪快で・。別に車内で書き物しているとか、ソフトクリーム食べるとかしてないからいいのですが、たぶん車内で食わない方がいいと思います。
もうすぐ新型に置き換えになるようですが、こういうライドの固い電車、どこかで残しておいてほしいですね。
ちなみに、大垣から乗った東海道の新快速は、相当のスピードで滑るように疾走して、これはこれで気持ちよかったです。