仕事用のコンピュータが新しくなった。今まではオフィスにデスクトップPCがあり、在宅用に別途15インチぐらいのノートPCが配られていた。これは単体では非常にスペックが低いものだそうで、事実、電源を入れてからまともに使えるようになるまで10分ぐらいかかっていた気がする。。
ただ、在宅時はこのPC (内部では「廉価版」と呼んでいた)から会社にVPN接続をして、オフィスのデスクトップPCとリモート接続をする。事実上、自宅からオフィスのデスクトップを操って仕事をするという形だ。だから、リモートに使う在宅PCは性能が低くても構わない、のだそうだ。
この体制は昨年、緊急事態宣言が発出(なんでこんないい方をするのだろう)されたときに、急遽全社員在宅体制を取れるようにするための、苦肉の策だったのだという。オフィスのデスクトップが更新直後だったこと、短期間に所定の性能を持つPCを調達すること自体が困難だったこと(市場ではPCは品薄が続いている)などがその理由だ。
そもそも、リモートデスクトップという接続体制自体、様々な社内の情報管理規制をすり抜けた形の、変則的な体制だったのだという。
使い勝手はそんなに悪くなかった。急ごしらえをしたIT担当者のアイデア賞的な対応だったと思う。
しかしながら、この変則体制は一時的なもので、社内的には全社員のノートPC化⇒現状一部職員のみ適用の、オフィスのフリーアドレス化を全員に適用、というプロジェクトが進行している。依然調達不安定なノートPCが、今般まとめて購入できる目途が立ったそうで、我々デスクトップPCユーザーは優先的にモバイルノートへ交換されることになった。
なんとなくPCばかり取り換えているような気がしないでもないが(小さな会社だったらもったいねえ、と文句いうところだが)、その辺は決定に従うしかない。
モバイルノートはオフィスでも自宅でも使う。うちはまだフリーアドレスではなかった頃から、フリースペース、カフェスペース等自由に使える席がたくさん用意されていて、モバイル持っている人は好きな場所で仕事をできるようになっていた。
書類が多い時は広い場所で作業したり、オンライン会議のときは防音材を打った仕切り席で話をしたりが可能。
なのだが、僕らはPCを持って歩けないので使い勝手が悪かった。
その点、これで働き方の自由度が上がるかもな。
反面、在宅勤務をするときはPCを自宅に持って帰らないといけない。これ、小さい(13インチくらいかしら)し軽い(1.5キロぐらいと聞いた)が、それでもカバンに入れて持って歩くのはちょっと。
画面も小さいから、モバイルモニターでも買いたくなるな。。去年は会社で(モニタ購入)補助が出たが、もう終わってしまった。自腹ってのもなんだな。。
PCをもらったのが今日で、早速設定して持って帰って、今日は夜遅くオンライン会議。自宅で受けるオンライン会議って、なんか家に来客を迎えてるみたいで、終わった後なんか変な感じなんだよね。。その人たちの匂いが部屋に残ってるみたいな。。