今年も、昨年の「天地人」に続いて、根性で欠かさず観ておりんす！！
内容は、天地人のほうが、はるかに深かったように思いますが、龍馬伝は、キャスティングでかなり、内容カバーできてるところが素晴らしい！！
役者さんがみんな人物にハマっていて、文句なしに面白い！と感じて毎回観ておりんすが。
今夜は、猛烈にピッタンコハマっていた、伊勢谷友介さんの高杉晋作がついに力尽きました。
さすが白洲次郎！っとか思いながら観ておりんした。
髷なしのヘアスタイル、着流しで三味線をひきながら戦場を歩く姿は、とっても美しい光景でござんした！！
今度、伊勢谷晋作イメージで山岡荘八さんの高杉晋作読みます。
ちょっと前の、筧利夫さんの三吉慎臓の刀さばき。 めっちゃ素敵でござんした。 龍馬を守るためだけに徹底して動いていた三吉。 今で言えば、龍馬のＳＰ？
もうみんな死んでいきましたが、土佐の下級武士だった武市の大森さんとか、宮迫さん、大泉さんもそれぞれ、いい味が出ていて、死んでいくたびにさみしい気分です。
田中泯さんの死にっぷりも圧巻。
とまあ、皆さん、主役の福山龍馬を凌ぐ演技ばかりなところが、私には面白くてたまりません！
何と言っても、面白過ぎるのが、弥太郎～～、君ですじゃ！！ 語りもいいですが、真っ黒けの顔と、真っ黒けの歯剥き出し、龍馬にたいする腹立たしさと闘志は、それ以上に剥き出し。
香川弥太郎、毎週毎週、その演技は、磨き抜かれて行ってらっしゃいます。 拍手！！！
余貴美子さん、本田博太郎さん、上川隆也さん、高橋克実さん、ハンサム谷原章介さん、龍馬を追い回す原田泰造さん。
福山龍馬の敵に回る役者さんがたは、いい意味で燃えるよな！
書いても書いてもまだまだ、いい役者さんだらけで、たまりません！
ただし！！ひとつだけ言いたい！！
天地人の家康も、あまりにタヌキでしたが、今回の、田中哲司さんの徳川慶喜があまりにも、感情剥き出しで。
あたしの愛する慶喜さまは、実際には、感情は出さない知的でクールな男。 幕府の最後の将軍ながら龍馬と同じに、新しい日本にするしかないと、考えていた、まともな男でありんす！！
龍馬の敵としてではなく、立場が違っていただけで、思いは同じだった部分を描いていってくれると、もっと深い話しになりそうに思います。
土佐の山内容堂だけが悩んでいた訳じゃないのだ。
このあたりの話しは、山岡荘八さん、司馬僚太郎さん、童門冬二さんに真実を語っていただきたいところです。
それにしても、佐藤直紀さんのテーマ曲、またまた好きです！！
龍馬暗殺まで、あと七ヶ月！！
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