薬害肝炎訴訟に和解勧告というニュースを見た。フィブリノゲンというのは止血剤で、大きな手術という稀な体験のみでなく、出産時の大量出血という比較的頻度の高い場合にも用いられる。つまり、誰もが、経験する可能性、つまり原告側に名を連ねる可能性のある出来事である。あなたも私も、知らずに止血剤を打たれる母、その夫、その子、その友になる事件である。そして、厚生労働省の公開している医療機関一覧を見て、少なからず驚愕した(クリックして、どうぞお住まいの都道府県の医療機関をご覧ください) 私が目にする、あの公立病院も、あの産婦人科も、名前がついている。誰にもその危険は、近くにある、そうして不幸にして身の中にある場合もあるのだ。
フィブリノゲンを作っていた製薬会社は、今はなくなってしまった「ミドリ十字」(現在は田辺三菱製薬)である。あの、血液製剤で薬害エイズを引き起こした会社である。どちらも安全性が保証されない血液を使い、危険性が指摘された後もその薬は使用され続けた。「ミドリ十字」は、関東軍防疫給水部の人々によって作られた会社である。それは、京都大学医学部の学閥に絡み、そうして暗黒の731部隊に繋がる。かれらは731部隊の「実験結果」を米軍に売ることにより戦争犯罪裁判を逃れたわけだが、その後の彼らは、このように、市井で「実験」を繰り返した。ある時は名古屋の児童施設で、ある時は自衛隊で。彼らの「実験」への渇望は麻薬のように彼らの精神を蝕んでいたのかも知れない。混合ワクチンによる無菌性髄膜炎。上記の薬害エイズ、薬害肝炎。
なぜ、厚生省、厚生労働省はそれを止められなかったか。
それは、厚生省、厚生労働省と彼らが密接に繋がっているからである。日本医師会とも、である。そうして、官僚の天下り先となり、市民の安全は蔑ろにされた。薬を使って病となる矛盾。罪深き者が医を、政と利で操る矛盾。彼ら「同士」が、密やかに、大胆に、この国の人一人一人の健やかさを握っている。
フィブリノゲンを作っていた製薬会社は、今はなくなってしまった「ミドリ十字」(現在は田辺三菱製薬)である。あの、血液製剤で薬害エイズを引き起こした会社である。どちらも安全性が保証されない血液を使い、危険性が指摘された後もその薬は使用され続けた。「ミドリ十字」は、関東軍防疫給水部の人々によって作られた会社である。それは、京都大学医学部の学閥に絡み、そうして暗黒の731部隊に繋がる。かれらは731部隊の「実験結果」を米軍に売ることにより戦争犯罪裁判を逃れたわけだが、その後の彼らは、このように、市井で「実験」を繰り返した。ある時は名古屋の児童施設で、ある時は自衛隊で。彼らの「実験」への渇望は麻薬のように彼らの精神を蝕んでいたのかも知れない。混合ワクチンによる無菌性髄膜炎。上記の薬害エイズ、薬害肝炎。
なぜ、厚生省、厚生労働省はそれを止められなかったか。
それは、厚生省、厚生労働省と彼らが密接に繋がっているからである。日本医師会とも、である。そうして、官僚の天下り先となり、市民の安全は蔑ろにされた。薬を使って病となる矛盾。罪深き者が医を、政と利で操る矛盾。彼ら「同士」が、密やかに、大胆に、この国の人一人一人の健やかさを握っている。