夕方 お花をいただいたお礼かたがた病院に電話し、「院長とお話ししたいので空いている時間を教えてください」とお願いしたら、再度5時ごろにという話。
時間を待っていたら、すぐに院長からお電話をいただきました。
結果としては、話せてよかったです。
やっとひと段落ついた気がします。
院長出張中も、入院患者の報告は受けていて、日曜も納得の状態だったようです。
昨日の朝の連絡も受けて、病院に出てから勤務医の先生と話したそうです。
でも 正直 確定的なことは、なんとも言えないと。
そうですよね。
剖検もしていないし、状態を自分で見ていませんものね。
剖検は、我が家では普通で、それがあって初めて次の一歩が踏み出せるとも、お話ししました。
ほとんどの場合、単に開けてみただけでは、はっきりと分からないことが多いです。
でもやってみて、ユキの時のようにわかる時もある。
また、問題の臓器を見て、治療があっていたのかどうかもわかる。
最後まで頑張っていたんだね~と、あきらめがつくこともある。
飼育の仕方の答え合わせになることも。
だから 無駄な剖検というのは、決してないのです。
友人曰くの「その子の最後の言葉」を、しっかりくみ取ってあげなくてはいけない。
ただ 勤務医の先生が、院長不在の時に勝手に依頼を受けていいか?という問題もあると、友人に言われて、なるほどなぁ。そりゃそうだ。と納得です。
山口先生という第3者に剖検してもらう、というのもありまして、それは頭に入れとこう。
今回はちょろ自体が、すでに葬儀社に行ってしまっているので、無理か~
それに腸内発酵する草食動物は、死後すぐに腸内異常発酵を始めるので、剖検するならおなかをしっかり冷やして、なるべく早くはじめなくてはなりませんから。
(一応ママちんに提案しましたが、もういいよとのこと。)
自然界なら、助からない命です。
それを人間が手を入れることにより、つなげていくことに、無理もあります。
ウサギでもなんでも、被捕食動物は弱ったら終わりの命です。
それをしのいで生き抜くシステムは、本来持っていないと思っていい。
だから うさぎの骨折の治りは、非常に遅い。もともとは、治らなくていいわけですから。
それを 年々獣医学でカバーしているのです。
一応 友人指摘の「術後の血栓が飛んだ」というのも、オペと違った環境とカラーとのストレス性ショックというのも、先生には提示してみました。
ママちんも一晩中 あれこれ調べていたようです。自分なりに納得するために。
全麻の危険性は、術後48時間。 ちょうど それぎりぎりだったんじゃないかと。
それもお伝えしました。
今回は外科手術。 患部の血管をつなぐような術式はしていないけれど、骨折部位からの多少の出血はあるだろう。
それが血栓となって、血流にのり、脳幹で詰まる。これはあり得ると思う。
実際に、母は弁膜症由来の血栓が脳へ流れて詰まって、亡くなりましたから。
環境変化や体調不良のストレスに、非常に敏感な子がいるのもウサギやチンチラ。
「受傷後オペまで6日間もケージレストで痛みもあった+オペ+エリザベスカラー+知らないところ知らない人たち」=ストレス性ショックを誘発という図式もある。
先生は、それらも「否定はできない」けど、「腹腔内オペといった内臓に侵襲があるオペではなかった。術後の経過も、予想内の範囲だった。 (通常なら普通に回復する予定)なので、こういったケースは、本当にまれなこと」と考えておられるようです。
それで いいです。
院長の見解が知りたかったのです。
こういう転帰を迎えたのも、逃れられないものだったのだと理解します。
ただ ママちんは、「もしも次こういうことがあって、オペまで日にちを待つようなことがあるなら、すぐにできる先生を探す。もちろん骨折させないことが、一番だけど」と言っていました。
そりゃ かーさんも そう思うよ。
いかにストレスを軽減するかが、エキゾチックアニマルの原則ですから。
そのためにも、山口先生にはもっともっと勉強していただきましょう(笑)
あと友人が教えてくれた「死んだ直後の全身のレントゲン撮影」というのも、頭に入れておきましょう。
ともあれ、直接院長とお話しできて、心のつかえがとれました。
飼い主のアフターフォローが、何よりも大事なんですよ~
ママちんは・・・・・・
大丈夫です! 次の一歩を踏み出しています。
さすが なまじ今までウサギたちと一緒に暮らしていません。
それに、その前の鳥の楽園時代も、頑張っていましたからね。
まぁ ちょろのいないケージをみるのがつらいというのが、次の一歩を踏み出させている気もしますが(^^;;
昨晩は、おとーさんも「おかしいじゃないか!」と言っていて、再度お迎えした方がいいと思っているようです。
珍しいことだと思いましたが、そういえば ちょろはおとーさんもかまってあげてたなぁと(^^;;
人間よりはるかに小さな生き物ですが、人の心を和ませる力は、大きいもののようです。
涙雨か、今日も雨が降っています。
なのに、坊ちゃまはここ。
いい加減 ねんねの部屋に行って、温まってらっしゃい!
時間を待っていたら、すぐに院長からお電話をいただきました。
結果としては、話せてよかったです。
やっとひと段落ついた気がします。
院長出張中も、入院患者の報告は受けていて、日曜も納得の状態だったようです。
昨日の朝の連絡も受けて、病院に出てから勤務医の先生と話したそうです。
でも 正直 確定的なことは、なんとも言えないと。
そうですよね。
剖検もしていないし、状態を自分で見ていませんものね。
剖検は、我が家では普通で、それがあって初めて次の一歩が踏み出せるとも、お話ししました。
ほとんどの場合、単に開けてみただけでは、はっきりと分からないことが多いです。
でもやってみて、ユキの時のようにわかる時もある。
また、問題の臓器を見て、治療があっていたのかどうかもわかる。
最後まで頑張っていたんだね~と、あきらめがつくこともある。
飼育の仕方の答え合わせになることも。
だから 無駄な剖検というのは、決してないのです。
友人曰くの「その子の最後の言葉」を、しっかりくみ取ってあげなくてはいけない。
ただ 勤務医の先生が、院長不在の時に勝手に依頼を受けていいか?という問題もあると、友人に言われて、なるほどなぁ。そりゃそうだ。と納得です。
山口先生という第3者に剖検してもらう、というのもありまして、それは頭に入れとこう。
今回はちょろ自体が、すでに葬儀社に行ってしまっているので、無理か~
それに腸内発酵する草食動物は、死後すぐに腸内異常発酵を始めるので、剖検するならおなかをしっかり冷やして、なるべく早くはじめなくてはなりませんから。
(一応ママちんに提案しましたが、もういいよとのこと。)
自然界なら、助からない命です。
それを人間が手を入れることにより、つなげていくことに、無理もあります。
ウサギでもなんでも、被捕食動物は弱ったら終わりの命です。
それをしのいで生き抜くシステムは、本来持っていないと思っていい。
だから うさぎの骨折の治りは、非常に遅い。もともとは、治らなくていいわけですから。
それを 年々獣医学でカバーしているのです。
一応 友人指摘の「術後の血栓が飛んだ」というのも、オペと違った環境とカラーとのストレス性ショックというのも、先生には提示してみました。
ママちんも一晩中 あれこれ調べていたようです。自分なりに納得するために。
全麻の危険性は、術後48時間。 ちょうど それぎりぎりだったんじゃないかと。
それもお伝えしました。
今回は外科手術。 患部の血管をつなぐような術式はしていないけれど、骨折部位からの多少の出血はあるだろう。
それが血栓となって、血流にのり、脳幹で詰まる。これはあり得ると思う。
実際に、母は弁膜症由来の血栓が脳へ流れて詰まって、亡くなりましたから。
環境変化や体調不良のストレスに、非常に敏感な子がいるのもウサギやチンチラ。
「受傷後オペまで6日間もケージレストで痛みもあった+オペ+エリザベスカラー+知らないところ知らない人たち」=ストレス性ショックを誘発という図式もある。
先生は、それらも「否定はできない」けど、「腹腔内オペといった内臓に侵襲があるオペではなかった。術後の経過も、予想内の範囲だった。 (通常なら普通に回復する予定)なので、こういったケースは、本当にまれなこと」と考えておられるようです。
それで いいです。
院長の見解が知りたかったのです。
こういう転帰を迎えたのも、逃れられないものだったのだと理解します。
ただ ママちんは、「もしも次こういうことがあって、オペまで日にちを待つようなことがあるなら、すぐにできる先生を探す。もちろん骨折させないことが、一番だけど」と言っていました。
そりゃ かーさんも そう思うよ。
いかにストレスを軽減するかが、エキゾチックアニマルの原則ですから。
そのためにも、山口先生にはもっともっと勉強していただきましょう(笑)
あと友人が教えてくれた「死んだ直後の全身のレントゲン撮影」というのも、頭に入れておきましょう。
ともあれ、直接院長とお話しできて、心のつかえがとれました。
飼い主のアフターフォローが、何よりも大事なんですよ~
ママちんは・・・・・・
大丈夫です! 次の一歩を踏み出しています。
さすが なまじ今までウサギたちと一緒に暮らしていません。
それに、その前の鳥の楽園時代も、頑張っていましたからね。
まぁ ちょろのいないケージをみるのがつらいというのが、次の一歩を踏み出させている気もしますが(^^;;
昨晩は、おとーさんも「おかしいじゃないか!」と言っていて、再度お迎えした方がいいと思っているようです。
珍しいことだと思いましたが、そういえば ちょろはおとーさんもかまってあげてたなぁと(^^;;
人間よりはるかに小さな生き物ですが、人の心を和ませる力は、大きいもののようです。
涙雨か、今日も雨が降っています。
なのに、坊ちゃまはここ。
いい加減 ねんねの部屋に行って、温まってらっしゃい!
ありがとね~ 私が言いたいこと、そのまんま言ってくれて♪
確かにこちらの事を良く知っていないと、訴えられるか?とか身構えるかも。
そのあたり、うちの姿勢まで伝えていなかったのがいけない。
剖検の機会って本当に少ないから、もったいないことをと思うよね。
院長とお話しした時に、それはわかってくれたと思う。
でもねー まさか卒業しちゃうとは、思ってもみなかったもの。
そうじゃなかったら、話しておいたわよ(^^;;
さっきね 山口先生と話してきた。
もっと腑に落ちて、きっとそうだったんだぁ~とすっきりしました。
この辺り、やはり信頼関係ができているのかの違い。
そして、きち先生みたいに、朝から晩までウサギだらけの経験も違うかな?って、ちょっと思った。
やっぱり飼い主フォローができて、頼りになる先生だわ♪
だから 開業したあとは剖検から学ぶ機会は数えるほどしかないと。
飼い主さんからもし剖検の申し出があったとしても ふだんからその飼い主さんとよほどのコミュニケーションが取れていて死生感の話もよく交わした関係でないなら 医療過誤を訴えられるんじゃないかと身構えてしまうだろうって先生言ってた。
先月うちに10年いた保護犬のナナオが亡くなって剖検しました。
亡くなる前から 「ナナオが死んだあともし役に立つなら解剖して」「うん。させてもらう」と話をしていました。
脾臓原発のリンパ腫と推測していたとおりのおなかの中で 脾臓と肝臓の半分は腫瘍化していたけれど 「ナナオくんが亡くなる前日までごはんを食べてくれたのは胃がこんなにきれいで病変がまったくなく腸への転移も最小限だったから。肺もきれい。これなら呼吸は苦しくなかった」と飼い主にはうれしい結果。
脾臓は腫れ上がっていたから これが破裂したら苦しんだのちショック死だから そうならなくて本当によかったと。
解剖は死後検査の意味合いだけでなく 他の子のための練習にもなるから予定では肝臓に入り込んだ血管に素早くバイパスを作る練習をすると言っていたんだけど 先生疲労のため練習は断念。
ナナオの1年間の闘病が先生自身の診立てと合っていた点そうじゃなかった点を確認して閉腹。
次の日に火葬だから金属のホチキス縫合ではなく絹糸で細かく丁寧におなかを閉じてくれました。
死因を知りたいだけではなく 治療経過もそれによる体内の状況も剖検は一目瞭然でわからせてくれる。
さらに 今後のために役立つ教材にもなってくれる。
犬でさえ剖検例は少ないんだもの。
チンチラをもっと知るためには残念だったなといつまでも思ってしまう。