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陽明文庫展・藤原道長

2012年07月04日 | 平安時代

 藤原道長が金峯山に参詣したのは1007年、道長41歳のときである。また御堂関白記において娘の彰子に待望の皇子が誕生したのは1008年、道長42歳のときである。記事によると御堂関白記において、皇子誕生の時には以外にもあっさり記しているのに対して金峯山参詣のときは詳細に記しているという。紫式部日記では皇子誕生の喜びの記載が詳細にあり、道長と云々・・・とあるが、紫式部日記には待望の孫皇子が誕生した時の道長の狂喜ぶりも記されていることから、喜びようは道長も式部もおなじである。ただ、紫式部日記と御堂関白記では同じ日記であっても目的が違う。式部日記は現在の日記と同じく毎日の感じたことをそのまま記されていると考えられるが、御堂関白記は藤原本家の伝統を後世まで伝えるという目的があり、金峯寺参詣のような事柄については極めて詳細に記載することが求められているから、両者に違いがあるのは当然なのである。

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