乱鳥の書きなぐり

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人形浄瑠璃芝居の【丸本】と【床本】とは

2024-08-06 | 浄瑠璃、文楽について


  人形浄瑠璃芝居の【丸本】と【床本】とは


 大阪国立劇場の 展示室 『文楽で学ぶ なまずと西遊記』で、人形浄瑠璃芝居の【丸本】と【床本】を見た。



【丸本】とは



【丸本】とはといいとは【正本】【院本(まるほん)】ともいう。

 義太夫節の一曲全部を収めた本。
 前段まるごと治まているので、この名がつく。

 一般的には【正本】といい【丸本】と飛ぶのは、義太夫節だけ。
 
【丸本】には7行のものが多く、8行、10行のものもある。







【床本】とは



【床本】とは太夫の舞台(床)で使用する段ごとの本。

【床本】は、見台

の上に置き、義太夫が語る。

【床本】は原則としてその持ち場を語る太夫が自分で書くか専門家が書く。

 訴訟から弟子に受け継がれる場合もある。






 上の写真2枚と要約説明は、国立文楽劇場の『文楽入門』より引用。



 見台の写真は、会場内にて公演前待ち時間に撮影

 
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