ことばメモ
近世文学資料類従 『仮名草子編 26』「犬百人一首」1から5
仮名草子編 26
仁勢物語・犬百人一首・酒茶論・酒茶論・酒餅論
1977年
近世文学書誌研究会 (編集)
夕食後、何となく近世文学資料類従 『仮名草子編 26』を取り出し、「犬百人一首」を読み始める。
これがかなり面白い。
これは独り占めしてはいけないと、ブログに記録することにした。
早く続きを読みたいので、本歌は省略。
また、時間の関係で『仮名草子編 26』「犬百人一首」のスキャンも一部のみ。
とりあえず、今回は 1から5まで
此所までで、書き写すのに時間がかかり、へたりそうになる。
「犬百人一首」を読んでも、最後まで書けるかどうかは疑問。
初心者ですので、読み間違いはお許し下さい。
「犬百人一首」
1 鈍智(どんち)てんほう
あきれたの かれこれ囲碁の 友をあつめ 我だまし手(で)は 終(つい?)にしてつゝ
2 女郎てんじん
はり過ぎて なくれにけらし 白ふくに 衣着るてふ 尼のなりさま
尼のなりさま が、一行目
デザイン的に美しい字の並びですね^^
3 柿売人ぬき
あしき木の もきとりの此(この) すたり物 ながながら柿 ひとつかはなむ
4 山辺商人(あきびと)
薪うりに 打出てみれば しらうとの 買える高値に 欲ははりつつ
5 猿若太夫
奥様に 拍子ふみ分 一曲の こゑきける時ぞ 銭やかねじき
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