今日の新聞に「隧道」は何故「ずいどう」と読むのか、と載っていたので、
得意(?)の広辞苑で調べて見たら、「隧」音読みでは「すい」となっている。
「隧」で調べたら、次の言葉が記載されていた。
・「隧道」すい‐どう(ズイドウとも):
1.墓の中に斜めに掘り下げた通路。はかみち。
2.山腹や地中をうがって通した道。あなみち。トンネル。
・「隧路」すいろ:地下の通路。隧道。トンネル
では、何故「ずいどう」というのかは、新聞によると、
土木関係では「ずいどう」と言い、水道と区別するためらしかったとのこと。
言葉遊びのついでに、「洞門」「隧道」「トンネル」の違いは何なのか(?)
どう‐もん【洞門】:
1.ほらあなの入口。また、そこに設けた門戸。
2.向うまで貫通するほらあな。
※「洞門」といえば、大学箱根駅伝で有名な函嶺洞門 (かんれいどうもん)、
と「洞門」が使われていています。
ほら【洞】:
- 崖がけや大きな岩・大木などの、中がうつろな穴。ほらあな。
- 谷。
あな【穴・孔】:
くぼんだ所。または、向うまで突き抜けた所。
トンネル【tunnel】:
鉄道・道路・水路などを通すため山腹・河底・海底・
地下に貫いて設けた通路。隧道(すいどう)。
国道6号の福島県と茨城県の県境にある「トンネル」は(?)
「銘板」には「平潟隧道」となっていますが、
トンネルの案内標識では「平潟トンネル」となっていますので、機会があれば見てみて。