先日何回か「屁」について臭い話を載せましたが、
今日も少々・・というより強烈に臭い話を載せてみます。
イタチの最後っ屁とは、土壇場に追い込まれた時に行い、最後の非常手段を意味し、
また、最後に醜態を演じてから去るという意味もあります。
イタチ(鼬)には、追い詰められると、お尻から悪臭を放って、
相手をひるませた隙に、その場から逃げようとする習性がありますが、
「イタチの最後っ屁」は、そこから転じて出来たことわざです。
お尻からの悪臭と言えば、スカンクが有名ですが、スカンクもイタチ科です。
ちなみに、お尻からの悪臭は、厳密には、おならではなく、
ブチルメルカブタンを主成分として分泌液です。
そして、この分泌液から出る異臭は、
服につくと1ヶ月は臭いが取れないと言われているほど強烈です。
ですから、「イタチの最後っ屁」には、
最後の強烈な抵抗というニュアンスだけでなく、
醜いというニュアンスも含まれるという訳です。
※我が家の玄関には、我が家の庭に咲いている「スイセン」を。