真夜中の電話

トゥルルル　トゥルルル・・・




やっぱり　寝てるよな？こんな時間じゃ







でも　あと3回だけ




トゥルルル　トゥルルル　




やっぱり　出ないか




トゥル




「もしもし」




「俺　ユノだけど」




「うん」




「寝てた？」




「うん」




「そうだよな。夜中の2時じゃ　普通　寝てるよな」




「で　こんな夜中に電話して来て　何かあったの？」




「いや。別に何もないよ。ただ　声が　聞きたくて」




「(///∇///)」




「　asako 」




「ん？何？」




「何か　喋って」




「何か喋ってって言われても　　」




「何でもいい　asako　の声が聞きたい」




「(///∇///)　え～と　そうだな～」





どのくらい喋っただろうか？　




「・・・なんだよ。笑っちゃうでしょう？・・・？　ユノ？」




「・・・」




「もしもし？　ユノ？もしも～し？ユノ　聞いてる？」




「・・・」




「ユノ？ユ・・・」




「すぅ～はぁ～すぅ～はぁ～」








「寝ちゃったのね。　おやすみユノ　」






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