赤カブ不動産屋の独り言

 赤かぶを作り、漬けて30余年。今年は焼畑は止めて漬けるだけ。
 不動産や広告で起業して10年になります。助けられて。

何とも怪しい話

2014-04-18 16:18:30 | 日記
 昨年夏前に親しくしている社長から相談が。
 父親名義の土地を売却したいと。
 この社長は会社再建に情熱をかける勉強家で、赤カブ不動産屋も尊敬しています。
 もちろん売却資金は会社で有効に使うようで。

 赤カブ不動産屋もこの方の依頼なら何でもやるつもりでね。
 役所関係の調査。
 取引事例や売却予定価格調査。
 解体工事や測量の見積もり。
 譲渡税の計算までね。
 入居者退去の件で不動産管理会社に同行などね。
 
 一冊のファイルにしてお渡ししまして。

 暫くして父親が使っている不動産屋で売却したとの連絡が。
 仲介が大手の不動産会社なので良かったなと思いましてね。

 この不動産売却の件は話題にもしてなかったのですが。
 今年になり、社長から相談があると。

 解体後、地中にガラ等が入っていて、1800万円請求されていると。
 解体工事費とは別に。
 解体工事費を聞きましたら、想定内の価格でしたが。

 1800万円のガラ撤去費は余りにも高すぎるので聞きましてね。

 1.解体工事会社は誰の紹介か
 2.ガラが出たというので売主の父親は立ち会ったのか。
 3.見積もりは事前に頂いたのか。写真添付で。

 解体工事会社は大手不動産会社のご紹介とのこと。
 事前に見積もりも出すことなく、立ち会って説明したのでもなく。
 工事が完了して、請求書に1800万円と手書きで一枚限りで。

 赤カブ不動産屋のアドバイスは。
 大手不動産会社はいい加減な会社は紹介しないし、登録された業者を紹介するのが普通ですと。
 もし不法投棄など発生しましたら、大手不動産会社も無傷ではいられませんから。
 それが資金繰りが大変だから前金でくれとか。
 ガラが出てきたら立ち合いもしないで。
 見積もりも出さないで。
 最後に一枚ぺらで1800万円の請求をしてくるのは全くおかしいと。

 こんな会社を紹介してきたのは会社でなく、担当ではないのか。
 1800万円も根拠が希薄だと。

 この社長、不動産担当と会って話したようで。
 すぐに800万だったか1000万円だったかに下げてきたと連絡がありましてね。
 父親も悪いのだからと、その額で手を打ったとのこと。

 次のアドバイスは。
 後で金額を蒸し返されたらたまらないので、書面を作って不動産会社も押印することと。

 後で聞きましたら、会社からは押印いただけないと(当たり前だよね)。
 担当者個人の署名押印をして作ったと。

 まあ、一件落着なのですが。
 ガラの撤去に1800万円の請求書で。
 資金繰りも大変な小規模会社で。

 もし、施主が支払ったらその金はどうなったのでしょうか。
 この解体会社がウハウハと懐に入れる。
 お礼に大手不動産会社の営業担当に大枚を渡す。
 もしかしたらその上司にもかも。

 減額されたガラ撤去費でもウハウハなのですから。

 企業のコンプラの中には企業の提供する商品・サービスに対して徹底されることは多いのですが。
 いわゆるお客様手配の工事や周辺サービスに対しては徹底されていないこともあります。
 こんなところが不正の温床になるのですがね。

 しかし、産業廃棄物の法律によりますと、この大手不動産会社にも影響を及ぼすこともあるのです。
 
 今回の実話は直接不正の現場を押さえたわけでもありませんし。
 赤カブ不動産屋が絡んだ取引でもありませんので。
 
 あくまでも怪しいとしか言いませんがね。

 赤カブ不動産屋は解体工事や残置物処理などにもかかわっていますから。
 素人よりは少しは知識と経験がね。

 企業も本業だけでなく、その周辺業務にも目配せをするべきですね。
 不正は企業の業績がいい時は見過ごしているものです。

 不正は不況になると目立つようになったりもしますが。
 不況の時に不正が多くなるのではなく、好況の時は見えない、いや、見ないものなのです。

 過去に経験した業界の不正については、経験したり見たことをたまにはエントリーしますので。

 他山の石とすべきですね。
 経営者はね。

 昨日不正の話をしましたから、今日はこんな話をエントリーしました。

 今日も面白く仕事をしましてね。
 今日も今週も応援いただきありがとうございました。
 
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見る目が変わる?

2014-04-17 17:06:57 | 日記
 そう、思い出したのですが。
 先月地元ラジオ局の25周年記念行事が都内でね。
 事務所の皆と行きまして、ご馳走になってね。

 都内や埼玉の広告代理店が大方で。
 超大手から赤カブ不動産屋の事務所のような小規模までね。

 以前から知り合いの地元中堅広告代理店の社長Hさんが声かけてきて。
 「不動産屋の社長から広告代理店の社長になったね」と。

 「いや、不動産屋ですよ」と。

 広告代理店はテレビやラジオの広告出稿の代理店が事前にわかるようで。
 赤カブ不動産屋の事務所がキー局のテレビを扱うようになったのを。
 地元テレビ局には少しの実績はあったのですがね。

 キー局のテレビ広告を扱うのはラジオとはステージが違うようなのですね。
 ラジオの実績はそこそこにあるのですが。
 ですからHさんから前段のような声がかかったのですね。

 主に不動産・住宅の広告を扱う小規模な広告代理店ですが。
 お客様にも恵まれ、事務所の者が尽力した結果なのですがね。
  
 不動産・住宅の広告を扱っているのですから、市場の変化は肌で感じないといけませんから。

 不動産売買、仲介を実践してませんとね。

 やはり赤カブ不動産屋で良いでしょう。
 そうそう、この住宅・不動産の業界というのは不正がよく起こるのです。
 不動産仲介、買い取りにしてもお金がかかってますし。
 建築なども発注者に権限がありますしね。
 広告なども発注者に権限がありますのでね。

 見た話、身内から聞く話は何時かエントリーしようと思うのです。
 ドラマみたいでね。

 赤カブ不動産屋の事務所はそんな輩とは取引してませんし、これからもしませんがね。
 事務所の取引先は皆コンプラも行き届いてますしね。
 ですから、厳しい要望を受けながらも長く可愛がって貰っているのです。

 事務所が5周年になったと書きましたが、そんな顧客のおかげなのですね。
 
 赤カブ不動産屋の事務所を使わない会社は、悪い顧客だと言ってるのではありませんが。
 (心の中で言ってるかも)

 なんでも仕事を受けることはしませんし。
 丁重にお断りすることもありますしね。
 赤カブ不動産屋の事務所の顧客は、会社の姿勢も実績も優秀だと言いたいのですがね。

 広告代理店の社長になったねと言われた事なのに。
 脱線してしまいましたね。

 今日も応援いただき、面白く仕事ができました。
 いつも応援いただきありがとうございます。
 
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タケノコ談義

2014-04-16 16:12:22 | 日記
 朝の愛犬散歩は隣接の公園に。
 自然の樹木を残してあるのです。
 

 竹林にはタケノコが。
 


 市の公園課が管理してますから、掘りますと窃盗に。
 行事では隣接小学校の父兄会で掘って、調理室で調理しますがね。

 以前は朝早く掘って持ち帰る人もいましたが。
 流石にいませんね、今は。

 タケノコで連想することがね。
 タケノコは硬い皮で幾重にも被われています。
 その皮をむいていきますと、綺麗な柔らかい芯の部分があります。
 これを灰汁抜きして食すのですが。

 この綺麗な、柔らかな芯の部分が人でいえばホントの自分ではないかと。
 竹の根から地上に出るのには硬い皮で被われていませんとね。
 短い間ですが。

 人間も芯の部分は素直で個性的で可能性に被われているのですがね。
 生きてる間にいろいろな皮を装着してくるのだと。

 例えば僅かの経験や知識で。
    我欲で。
    成功体験で。
   
    などなど。

 素直さや学ぶ姿勢もどこかに忘れてしまい、偉くなってしまうとかね。
 
 しかし、出来る人は幾つになっても学び、好奇心旺盛で感動するのです。
 赤カブ不動産屋の尊敬する前職の創業者から学んだ一つでもありますが。

 まさにタケノコの美しく柔らかい芯のようにね。

 仕事柄顧客にいろいろとご提案しますと。
 あ、それ以前似たような事をやったことあるが駄目だったとか。
 やったこと無いから駄目だとか。
 やったこと無いから提案するのにね。

 僅かの経験という硬い皮を被ってますから、駄目から入るのです。
 こんな人と話していても無駄でしょうし、この人偉くなれませんからね。

 出来る顧客なら。
 あ、それ面白いね、詳しくねとか。
 それ、こうすればもっと良くなるよとか。
 目を輝かせて聞いてきます。
 結果駄目だったとしてもね。
 こんな人と仕事が出来たら人生楽しいですね。

 赤カブ不動産屋の業界では後者のような方が成果を出し続けたり。
 経営に新風を吹かせたりね。

 人は生きるにつれ、あれはダメ、これはダメ。
 前例がないからダメと。
 否定から入るようになるのですね。
 そんな人は経営に携わることは不可能でしょうね。
 特に中小や小規模企業にはね。

 赤カブ不動産屋も反省しながらタケノコを見るのでした。
 朝からね。
 今日もゆっくりで面白い一日でした。
 明日はもっと面白くやろうとね。
 今日も応援いただきありがとうございました。

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株立ちのヤマボウシ

2014-04-15 11:44:15 | 日記
 昨日浦和駅の東口の散歩でハナミズキをアップしました。
 今朝事務所に来る前に自宅前の植木場でヤマボウシを撮りまして。
 
 株立ちのヤマボウシ

 
 奥がハナミズキで手前が株立ちのヤマボウシ

 ヤマボウシと花、実そして紅葉が美しいのですね。
 更に株立ちで自然の趣があります。
 赤カブ不動産屋の自宅庭は狭いので。
 植木場や隣接公園が借景なのです。

 そうそう、組織の中で人に対する評価を。
 あいつはこうだ、こいつはこうだと。
 一面しか見ない人たちがいます。
 そんな人に限って、悪いところしか見えないのですね。
 
 赤カブ不動産屋はそんな組織で人が育った経験は持ちませんね。
 人それぞれです。
 能力も性格も違いますし。
 
 トップの思いや理念に共感していることが大事とね。
 更にその方針を愚直に実行する努力がね。
 個人の能力に違いはあっても、組織というネットワークの中で役割を果たせるのですね。
 ですから、組織を作り、組織で成果を上げるのですがね。

 ヤマボウシは株立ちが好きでなくとも。
 花や実が好きかもしれません。
 ヤマボウシの紅葉が美しいと思うかもしれません。

 新入社員がそろそろ職場に出る時期になりましたが。
 上司が唸るようなすべてが整っている社員などいません。
 それを育てるのが上司なのにね。
 またこれがいろいろありますね、上司が。

 赤カブ不動産屋はヤマボウシが好きです。
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浦和の駅近くも花盛り

2014-04-14 16:53:41 | 日記
 週のスタートはゆっくりでね。
 会計事務所が来るくらいで。
 今月決算の一社と事務所の試算表をチェックしてもらい。
 データを持ち帰りでね。

 今月決算の会社もいろいろとありましたが。
 昨年から軌道に乗りまして。
 今季は良いかたちになりました。

 赤カブ不動産屋の事務所も半期で。
 もう既に来年の仕事を目標にしていまして。
 
 やはり儲けるよりも損をしない考えがが良かったのでしょうか。
 赤カブ不動産屋が良いと思う人を応援すること。
 無理をしたり、人と競争したりはしませんしね。

 小規模であれ、経営じゃないかもね。
 少なくとも赤カブ不動産屋が絡んできた会社などとは大きく違いますからね。

 そうそう、時間がありましたので事務所近くを散歩しまして。
 浦和東口は西口と異なり、落ち着いてますね。
 
 
 近くの商店街の街路樹はハナミズキ、紅やピンク。
 
 
 白もね。

 ハナミズキは日本からアメリカに桜を贈呈したお返しだったのですね。
 西洋ヤマボウシとも言います。

 赤カブ不動産屋は子供の時からヤマボウシの実を食したり。
 ヤマボウシは好きですね。

 ハナミズキはまっすぐ一本の幹ですが。
 ヤマボウシは幹が何本にもなり、それが美しいのです。
 日本人は花を愛でることのほか、その形を愛でるのです。
 最近は庭木にする人も少なくなりましたが。

 明日、自宅前の植木場ヤマボウシをブログにアップしましょうか。
 きっと気に入ると思いますが。

 今夜は会いたいと願っていた方と浦和で一杯ね。
 週の初めはゆっくりスタートで。
 楽しく仕事ができましたので。
 今日も応援いただきありがとうございました。 

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