山本晴美 ここで愛ましょう

歌語りシンガソングライター 山本晴美のブログ

サプライズ

2014-02-19 00:11:00 | ここで愛ましょう
山梨県の雪の被害は想像以上に大きいです。
アトリエのわきの山の倒木はどうやって片付けるのかな・・・

未だ通常の生活に戻れない方々がたくさんいます。
昨夜、安否確認で、富士吉田で一人暮らしをしているサラじいじが灯油も手に入らず、食料の確保もなく、雪が深く車も出せない状態でした。
本人は最初は「元気だから大丈夫」と言うのですが、声に力がない感じ。
寒さも苦手でペースメーカーも入れている・・・。

アトリエのレッスンを午前中にまとめさせていただき、makotoさんと様子をうかがいに行く事に。
富士吉田は自衛隊さんが派遣されるほどの状況。

想像をし、大げさだと笑われても・・・の想いで支度をしていた時です。

「こんにちは~ 生協です!」
「お変わりありませんか、食料は大丈夫ですか?」

今週は注文をし損ねた事を後悔してもすでに遅し・・・。
停電のため、溶けてしまった冷凍食品と畑の野菜で乗り切れたけれど、ストックはない。

でも車も出せるし、贅沢いわないし、欠食はしていない。

「ありがとうございます、なんとかやっています。」






「大変でしたね、お見舞いです」

私 「・・・・・・・・・・・。」

思いがけないことに、動揺しました。

「あの、私なんとかなっているし、買い物にも出られる・・・・
 あっ、でも、今から富士吉田にじいじに食料を届けにいきますが、それにいただいてもいいですか?」

「もちろんです! ご自分のぶんも・・・」

そういわれても、気がひけるもの。
驚くばかりで、動揺したままお礼を言い、じいじの顔を思い浮かべた。
ドライバーさんに道路状況を聞いたら、富士宮から吉田に上がったほうがよさそう。





          おうちCOOPさんからのお見舞い品


用意したカップ麺やパン、ストックできるレトルト食品、事態を知ってレッスン時に届けて下さった乾麺やチョコレート、それに生協さんからのお見舞いの品々。

makotoさんが灯油を用意し、サラを抱いて、いざ、富士吉田へ。
じいじ、今行くからね。


心強いやら、嬉しいやら、、、、

私の書き方で生協さんに対し、誤解がないようにと願います。
いろいろな場所で、それぞれの方が、それぞれの方法で助け合いの気持ちをもって動かれています。まんべんなく、、ということは難しい・・・今回は、組合員さんへの次週の注文書は間に合わないし、今後の注文がどのようになるのか未定です・・・そんな状況で組合員さんの安否確認の中でのご配慮であったと思います。

3.11の時の事や、いろいろな気持ちがめぐり、感動してちょっぴり興奮した出来事でした。

おうちCOOPさん、あたたかな気持ちをありがとう!!




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