今日は教室はお休み。
いい朝。
ふと、山の風景が昨日と違う事に気づく。
おぉぉ~、山の斜面に昨日まで目立たなかった黄色の小花が一面に咲いている。
この陽気だ一晩で景色はどんどん変わる。
夕べのフクロウが気になるが、今夜はどうだろう・・・。
そう言えば昨日、防災放送でクマ目撃情報、注意!の呼びかけがあった。
動き出したぞ~山の神!などとひとり盛り上がる。
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昼前、デスクワークも気合いが入り始めた頃、ピンポ~ン♪
だれじゃい!
毎年、どこからかいらっしゃる「りんご売り」だ。
ん~もう。
玄関あけてしまったのが失敗。
買うまで終わらない解説がはじまる。
そしてだいたい丸め込まれる。
このパターンでくる「りんご売り」はヤクザやさんか、危なげなご商売されている方。
でも負けない・・・よし!
解説数秒後、「三個下さい、三個だけ」
しゃべらせない。
あちらは㎏買いさせたいわけ。
すかさず「ねぇさん、どんな味がお好み?」
スキをあたえず、しゃべらせない。
「毎年、りんご屋さん来るけれど、試食と置いていって下さるのと違うのよね。袋に入るとわからないから、そのままで三個。」
話しをそらそうと、儲け云々の話しになる。
でもしゃべらせない。
「商売しなきゃならないのはわかります、儲けも出さなきゃねぇ、でも三個。お店のいちばんお勧めの持ってきて下さいね・・・あっ、袋には入れないでね。」
出来るだけ丁寧に笑顔で話す、そしてしゃべらせない。
袋にいれて持ってきたので
「エコ、エコ、袋から出して。ほ~~らっ、、ここ痛んでるから変えてね」
出来るだけいいのを選んできた事と、変えても変わらないのはわかっている。
「おいくら?」
「三百円。」
黙って、一個おまけを持ってきた。
「あたしは承知で買うけれど、年寄りで商売しちゃだめよ。」
「ねぇさん、営業バリバリの経験あり?・・・いや、経営かな?」
「あたしゃ、一度も就職したことないよ。」
以前、手ぶらで車に戻り、上に怒つかれてるのを目撃している。
本当に大変なご時世、この辺りで見慣れない車で商売来る人は生きていくために必死。
あたしもいただき物のリンゴひと月くらい寝かせてしまった事もある。今日のリンゴも新鮮でないのはわかるけれど、食べられない訳ではない。
言っておくけれど、ハンカチ、靴下、珍味は買わないよ。
カルトが多い。
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来年3月までの6時間分のワークショップの問い合わせ。
一年間はあっという間だ。
連休中、タイヤ交換して、粗大ゴミの始末終了、クラフト製作完成。
書類、あとちょっと、いいペース。
教室オリジナルワークノート構想もまとまってきた。
MJの新曲発掘もちょっと見えてきた。
デスクワークに飽きると、ピアノ開けっ放しにしておいて、うたう。
風がふく。。
どこにもいかないけれど、この普通が何よりありがたい。
家で過ごすしあわせを満喫している。
連休明け、スケジュールがこなせてたら、新しい道がまっている。
連休最後の今日は、いい天気だよ!!布団干し日和。
すぐ近くの実家の敷地に「山の神」が奉ってあります。
17日は山の神さまの日だから山で大きな仕事はしちゃいけないっていわれを聞きながら育ちました(笑)
だからか、山の神様ってとても身近(笑)
いたずらするクマもいるけれど、うっかり山の中歩いているだけで人に遭遇すると射殺されてしまうご時世。
山の中で遠慮しなきゃいけないのはどちらよ・・・クマ見つかるなよと目撃情報のたび祈ります。
先日の彼は闇のリンゴ売りです。
ちゃんとしたリンゴ売りさんもいます。
熊目撃情報に、山の神が動き出した!と一人盛り上がるharumiさんって・・・(笑)
私は熊がいたぞ!なんて言われたら、怖くて外にいくのびびりそうです。
たしかに、こんなに自然たっぷりの静かな山ならクマも安心して住めそうな・・・。
harumiさんが、毎日忙しいから、家で普通に過ごせる日も貴重ですよね。
りんご売りも、どうせ押しかけてくるなら、もっと質のいいりんご持ってこればいいのにねえ。