新しい朝を迎えて

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は応援いただきありがとうございました。

おかげさまで健やかな気持ちで年を越せました。

思い通りにならないこの２年間を支えてくれた皆さんのおかげです。

コロナパンデミックで、どんなに頑張っても、思うように生きられない事を実感しました。

ニューヨークツアーが実現し、私が人生の後半に選んだ生き方をスタートさせる時期に、いきなり「時が過ぎるのを心して待つ」心の強さや忍耐力を試される時間となりました。

必要のない存在、必要のない活動・・・こんな気持ちで思考が止まってしまったり、現実的に経済が止まってしまうわけだから、不安にもなりました。

そして、その時は気がつかなかったけれど、待っていてくれた人がいたという事。

昨年の10月くらいから、2022年度の企画が動き出しました。

少しコロナが落ち着いて、その隙間に延期になった企画も約束通り実現しました。

諦めていた企画もちゃんと実行されました。

そしたら、風の通り道が開いたように、いろいろな方に出会うのです。

今はうまく進んでいない事でも、先の成功のために必要な寄り道のように考えられるようになり、ぼうっとしていられません。気力が満たされるとなんでもポジティブに考えられます。

年末までにやり切れなかったことがたくさんあって、いつもならそんな自分に落ち込むのだけれど、その時は精一杯だったからこれも仕方ないと割り切れたり、こうやってブログが書けるようになったり、消えそうな灯りがまた灯った感じです。

何より、自分のカンが戻ってきた事。
判断する時のインスピレーションがはっきり感じられるんです。

コンサートの終わりにimagineを歌い続けてきた事も、今の自分に繋がっているような気がします。


チラシを受け取っていただくこと
そして、本当に席を予約くださること
コンサートが終わってかけていただいた言葉
自分の練習の時間が充実しているとき
作品と向き合っているとき
子どもたちの歌声
目の前にいる子どもが一生懸命な顔になれたとき
健康であること
今を乗り切る必要なお金があること
断捨離
実験的なお料理
何を食べるかではなくて、誰と食べるかが大事な晴美食堂
いただいたお手紙やメールやLINEにお返事ができている事
ご無沙汰ごめんなさいが伝わっていること
ブログが書ける余裕
家族の日常が平穏であること
写真を綺麗に撮ってもらえたとき
歌語りが広がっていくこと
はっきりした目標に一歩でも近づけたとき
猫たちが健康でいること
ほんの少しでも体重が落ちた日
話を遮らずにちゃんと聞いてもらえたとき
臨時収入


私にとって、気持ちがときめくキーワードを考えたら、とても現実的なことばかりで生活感が滲み出ていました。
生かされていることを楽しんでいる、やっぱり私は幸せです。



今年の元旦はひとりで過ごしました。
だからお正月用の買い物はしませんでしたが、思い立ち、自分のためのお節プレートを作りました。

計画なしの楽しい時間、これぞ創作・・・アートでした。


　　


これで今年の腹は決まりました。
私はヘンテコリンなこのままで楽しく生きます。
本年もよろしくお願いいたします。

感謝を込めて
山本晴美