御蔵島うつぼ記

うつぼとこつぼの島暮らし

朝から船で島一周~

2012-08-03 17:50:20 | 日記

水汲みの先生に言われました。

「漁船チャーターして、島の周りを廻って取水したいのですが」

 

・・・は? ;;;@@

 

お客さまはカミサマなので、とりあえず(とりあえずは失礼か?)、

帰り道をぶっ飛ばして五時前に某案内所に向かいました。

とりあえず、こういったことを相談する窓口として、きっと其処はあるのだろうし。

 

これこれしかじかでこうこう。。。

 

「今シーズンだからね~、イルカ船やってる船頭さんは無理だと思うよ~」

 

・・・そう、だよね・・・(やはりダメか;;;)

とはいえ、特に研究でいらっしゃっている方の頼みはなんとかして差し上げたい。。。

 

船を持っておられる方に、ダメもとでメール打診。

返事が来ない;;;

夕方寛いでおられる家まで押し掛けて、ダメもとで打診。

ダメだった;;;

道を歩いておられるところを、ダメもとで打診。

ダメじゃなかった ♪

 

ぃや~ ♪ よかった ♪

 

・・・こう書くと、ナンダカンタンジャン? などと思われるかもしれませんが、

そー簡単には行かないモンです、なにごとも。

でも、今回は叶いました ♪

 

翌朝七時過ぎ、出航~。

この機会を逃すモノか!と、ちゃっかりうつぼもカメラ片手に乗り込みました ♪

 

例の台風のうねりが微妙に・・・、

「写真だけだぞ!絶対泳がせねぇからな!」と船長の「ふ」さん。

先生はどうやら水練の巧みな方と見え、再三お願いしていらっしゃいましたが、

無理なモノは無理☆

次回の準備に!と、滝の写真をバシバシバシと撮りまくられてました。

 

もう一人の先生は船に弱いと見え、緊張感のある顔つき;^^

約二時間ほど島の周りを回りました。

 

船着場に帰った途端、驟雨に見舞われ、私は大急ぎで帰宅。

先生方はその後、陸上で二カ所の取水をされた模様でした。

 

。。。

 

桟橋にお帰りの見送りにいくと、

「次回は万全の態勢で臨みます」と、先生。

すでに次回のあれこれを画策なさっておられる様子^^ ♪

 

是非またいらして下さい~ ♪

今度も是非、おつきあいいたしますね~ ♪ ・・・と、

こんなふうに、いろいろな分野の方に会うことが出来るのも、

御蔵島のスゴいところだよなぁ。。。って、思います~ ♪

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湧き水を汲みに

2012-08-03 17:10:19 | 日記

昨日案内したお客さまの中に、某ほ大学の研究者の方々がいらっしゃいました。

 

「湧き水の調査をしにきまして、途中あちこちで水を採りたいので目的地に着いたらそこまででいいです」

御代が池ですか?

「後は歩いて帰りますから」

・・・は? ;;;;@@

 

それはいくらなんでもむりだろう;;;

と、同行の他グループの二名に伺ってみると、「かまいませんよ~」と快諾が戴けました。

 

今日はゆっくりのんびりで行きましょう ♪

 

御蔵島の湧き水には二種類があって、

ひとつは雨が大量に降った際に流れ出る水。

もうひとつは長年山が蓄水してきた伏流水。

しかしあいにく、この頃まとまった雨は降っていません。

川田の沢でさえ、ぐっと水量が減っている有様。。。

 

どうやるのかな・・・?

 

見ていると、橋の上から長く紐を垂らし、それに取水ボトルを付け採取しています。

 

「30Mくらいの高さなら楽勝です」

 

っほ~ ♪

 

しかし、川田の沢で採れた後は、どこの沢も渇水状態。

途中、御蔵のいろいろをガイドしながら、御代が池まで行きました。

 

取水し、データを一瞥した先生は、

「この湖は限りなく閉塞湖である可能性が高いですね」と、おっしゃる。

 

っほ~ ♪

 

「湖面が4℃を下回るかどうかで、栄養面がわかるのですが、この池は凍りますか?」と、先生。

 

う~~~ん。。。

御蔵は雪が降るし薄氷も張るけど、そんな時には峠が閉鎖されるし、こっちまで来られませーん;;;

 

「そうですか。。。」 ← 超!残念そうな先生;^^

 

お話によると、世の中には閉塞湖ばかり研究している変わった(先生談)人もいらっしゃるらしい。

 

このデータは何に使うんですか?

 

「今、伊豆七島のデータを全部集めているんです。三宅に来たので、下見のつもりで寄ってみたという訳で。

 データを何かに使うのではなく、今は集めて置くということです」

 

っほ~ ♪

 

こういった地道な調査の蓄積が、

もしかしていずれやってくる(かも?しれない)水恐慌の時に大切なデータとなるのですな ♪

すばらしい!

 

・・・しかし・・・、

 

と、いうことは今まで、

見た限り流れ込んでいる川はないが、湖底から湧き出ているのではないか? とか、

実は湖底は海につながっていて、ミッシーが尻尾を海に出している;^^ とか、

大変申し訳ないけれど(?)上記二例の可能性は、限りなく低いということになりました・・・ね~;^^

 

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っひゃ~~っ☆

2012-08-02 18:18:21 | 日記

古壺とうつぼ、帰島いたしました。

早朝三宅で、降りるべきかこのまま行くべきか、さんざん悩んだ末、

朝日を拝み、

感動ついでに御蔵まで乗りました。←?

 

このブログでの露出度の高さから?か?

「古壺ちゃんですよね~・・・」と、声をかけていただくことが増えました ♪

ありがとうございますっm__m

なんですが、

男の方だとくるんっと後ろ向きに逃げ隠れる古壺;;;

す・・・すみませー・・・んm__m

 

後、御蔵には無事、30分ほど遅れて着!

着!は、いいのですが、うねりに押され、タラップが横に動きまくります;;;@@

気持ち的には横に10Mは動いてんじゃないだろか?のタラップの上で手すりを握りしめます。

こちらを見ている桟橋作業員の方々の顔が真剣そのもので、コワい;;;;

 

無事、上陸を済ませ・・・たら、昨日のが確実に良かったよ~・・・と、あちこちから言われ、

ま、そんなモンです。

御蔵なので。。。

欠航のおかげで虫歯ひとつ発見して歯医者さん行かれたし、

結果オーライで行きましょう ♪

 

着いてすぐイロイロありまして、怒られ ;-; 島の掟をまた知ることになり、

午後は一ヶ月前から予約していただいていた方々の山ガイド&モロモロ。。。

さっき帰ってきてシャワーを浴び、

ぱんぱーーーんという「花火やります」の合図を聞きながらコレ書いてます。

 

今日は御蔵の花火大会です ♪

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