♪ 卯月の非日常 ♪

旅ブログです。主に海外と沖縄をご紹介。

「イタリア・フィレンツェ旅行」 PISA & LUCCAへ 其の五 猫たちとの出会い

2012年04月15日 18時16分43秒 | @シエナ・ピサ・ルッカ

 

 

時間は少し遡ります。

主人と私が「別行動」をしているときにその出会いはありました。

主人がグイニージの塔から下りて散策していると、グイニージの塔の地下(床下)へと入っていく第一猫様発見。

おお!これは!と感動し、猫を追うため 路地へと向かいました。


 

いたいた!

 

闊歩しているちょいボリューミーな猫です。
しばらく行くと、いるわいるわ!

半狂乱でシャッターを切る主人が目に浮かびますね。

 

 

 

 

私と合流し、テンションMAX状態で路地へと連れて行かれました。

 

お店の看板猫なのか、はたまた野良ちゃんなのかはわかりませんが・・・・。

 

綺麗な雑種の猫ちゃん。
お店のおばちゃんに話しかけられていましたがガン無視。(笑)

 

そうっと撫でさせてもらいました。

 

こっちはこっちで凛々しい感じ。

 

近寄っても逃げない!人なつっこい猫です。

まさかルッカで出会えるとは思ってなかったのですごく嬉しかった。

 

 

 


イタリア・フィレンツェ旅行」  PISA & LUCCAへ 其の四 「Buca del S.Antonio」 de ランチ

2012年04月15日 17時58分34秒 | @シエナ・ピサ・ルッカ



ルッカは美味しいレストランが多い街と噂では聞いていたので、今回予約したレストランにも多少なりとも期待します。

 


Buca del S.Antonio

Via della Cervia 3 - Lucca
+39 0583.558.81

 


オンシーズンは予約したほうが良いと思われる




1782年創業の老舗レストランです。
内装もかわいく、それでいてシック。
リストランテらしく、ホールスタッフの方達もピシッとスーツを着て格好いいですよん。
若くて背の高いお兄さん・・・いい顔してました。

 

 

 

さて好みのワインを頂き、気分良くスタート!
今回は日帰りということもあるので、ここでガッツリ食べるぞ!と気合いいれてきました。 

 



Sella do coniglio lardellata su radicchietti  11ユーロ

 

主人が選んだ前菜はフィレンツェでもはまっていた「ウサギさん」です。
ラディキエッティという野菜の上にドーンとたっぷり乗っかっています。
前菜のボリューム、多いな。

しかしこれが見事に旨い!

ウサギの淡泊な味が、ギュッと凝縮された感じでいくらでも食べられる。
冷菜なんだけど不思議とあったかみを感じるお料理でした。

 

 

Lardo di Combitelli su pane tostato 10ユーロ

卯月の前菜はコレ!
大好きなラルド!

これにはびっくりした。

 

とても上質なラルドをトーストの上に乗せ、ちょっととろけるかな?という一歩手前で登場させる。
オリーブオイルもガツン!と効いていて大好きな一皿でした。

 



Tortellini della case in brodo 11ユーロ

 

前菜を食べただけでこのお店のクオリティが計ることが出来るというもの。
次に「Primi Piatti」から トルテリーニ。
美しく上品なスープにたっぷりつかったトルテリーニパスタ。
中からはお肉が登場。<肉は淡泊だったのでチキンかウサギ?
スープはとても優しく、それでいてどこか懐かしい。

丁寧に作られているので、とても慎重に頂きました。

見た目以上にトルテリーニの数が多い・・・。
主人はトルテリーニ大好きなのでものすごく喜んでいました。

 



Tagliolini al burro foso a tartufo di primavera  20ユーロ

 

さてさて、私のテンションがあがるパスタが登場ですよ~。
タリオリーニも大好きですが、春トリュフ!トリュフがたっぷりかかっている~♪

めちゃくちゃ旨い!

 

バターソースがパスタを上品にまとめていて、かつ甘みを加えてくれる。
その上にこのトリュフのさわやかで濃密な香り。

たまらんです・・・・・・・これは夢にみる旨さでした。

 

 

Minestra di farro alla lucchise 11ユーロ

 

ルッカに来たらファッロを食べよう!
ファッロとは小麦(スペルト小麦とも言う)のこと。

豆と小麦のスープということなんですが、豆嫌いな私にとって衝撃の旨さでした。

なんだろう・・・素朴でじんわり暖かいスープです。
胃にも心にもグンと来ますね。
地元料理として定着しているのですが、あまりにも気に入ったので「ファッロ(豆混)」を買ってきました。

お肉屋さんで売っていたんだけど・・・
「これは美味しいのよ!一番美味しいんだから!」
一生懸命お客さんであるおばあちゃまが教えてくれました。
すかさず、その方も一箱買って帰られました。

私は二種類購入。
しかしこの麦、なかなかくせもの。

 

12時間ほど水で戻し、その後2時間ほどかけて火を入れるというめんどくささ(笑)。
なかなかどうして、スローフードっぽいですね。

 



Filettiono di Cinta alla crema di tartufo con sformato di porrie cavolfiore 16ユーロ

 

さて、お次は主人の一皿。
豚のヒレ肉です。

トリュフソースがかかった豚肉の柔らかいこと!
柔らかすぎず、でも口の中ではしっとり溶けます。

カリフラワーのプディングも めちゃウマ
安易にジャガイモじゃないところに技ありです。

 

 

 

 

 

 

Scaloppe di trota su verdurine al vapore 16ユーロ

 

トラウトサーモンをチョイスしたのは何故かわからないのですが、
きっとここのところ肉料理が多かったので魚を食べたくなったのでしょう。

あんまり期待していなかった・・のは失礼でしたね。

旨かった!本当に美味しかった。

 

身厚のサーモン切り身が、ふわふわでちょいバターテイストのソースとよく合います。
これでお腹が満腹状態になりました。
サーモンもなかなかいい質のものでした。


 

Frutta caramellata al forno con gelato di castagne 8ユーロ

 

もう、無理だ~!と言いながらもデザートは食べとけ!という主人の進言を受け
一皿だけ頂きました。

 

ワインをたらふく飲んでいるので、朦朧としていましたが、香ばしいクルミのジェラートが冷たくて美味しかったなあ。

 


 

 

 

ルッカの美味しさを味わえ、大満足でお店を後にしました。
二人で142ユーロとちょい食べ過ぎてしまいましたが、フィレンツェよりも安くて良かった~。

 

 

レストランの表ではおじさん二人がじっくり井戸端会議。

 

ルッカに来たらまた訪れたいレストランですね。
あ、でもきっと他にも美味しいレストランあるんだろうな~。