コメント
Unknown
(
桃すけ
)
2012-10-30 11:28:09
待ってました!サガンの作品では、「悲しみよこんにちは」は別格として、大好きな作品です。働いている40歳になろうとする女性ポール、不実なロジェ、年上の女性に夢中になるシモン、このシチュエーションはわかりやすい。ポールはシモーヌ・シニョレをイメージして原作を読んでいたので、バーグマンはちよっと、と思ったけれど、写真で見る限りそんなに違和感はないですね。イヴ・モンタンはぴったり。アンソニー・パーキンスは、若い頃好きでしたけれど、今はちょっとね。シモンは、巻き毛のロングがいいんだけどなあ。好きなシーンがあって、車のなかのふたりに、街路からつめたい風が吹き込んで、ふたりの髪の毛がもつれる場面があるんだけど、映画ではどうなってたんでしょう。それにしても、ポールの気持ちがわかるわあ、という歳に私もなってしまったんですね。
「サガン 悲しみよこんにちわ」をレンタルしてきたばっかりです。今から観ようと思います。
Unknown
(
Bianca
)
2012-10-31 10:54:04
桃すけ様
お待たせしました!バーグマンはちょっとなあ、というのは私も賛成です。「悲しみよこんにちは」もアメリカ映画だし、サガンは外国の方が映画化しやすいのかな。その『髪の毛のもつれ』のシーンは官能的ですね。映画化したらレズビアン風になるのでは。ただパーキンス短髪。もともとが運動好きで、米大陸を自転車横断しているし、「のっぽ物語」ではバスケット選手を演じたこともあるし、小説のシモンとは大違い。ただ、この映画でカンヌ男優賞をとっているから、評判はよかったみたい。「サイコ」までは前途洋洋だったのに、最後は60歳でエイズで死んでます。ところで「サガン、悲しみよこんにちは」はいかがですか?
Unknown
(
桃すけ
)
2012-11-01 15:25:01
パーキンスがこの映画で男優賞をとってるとは知りませんでした。この映画も評価されたということでしょうか。そうでしたね、パーキンスはエイズで亡くなったんでしたね。晩年のパーキンスを見て、私はどこを気に入っていたんだろうと思いました。長澤セツが最も美しいというのでしたら、やはりDVDを手に入れようかなあ。質問なんだけど、小間使いがでてくるようですが、原作ではポールはひとり暮らしなんだけど・・。普通、中産階級には、いるんでしょうね。「熱い恋」では、ブルジョアの男性宅に小間使いが出てくるわ。これは、ドヌーブで映画化されたと、何かで読んだ気がするのですが、どうなんでしょう。
「サガン 悲しみよこんにちは」は、辛い映画でした。サガンについては、本を通してこんな女性とイメージしていて、ほぼそのとおりなんだけど、晩年がね・・。
好きなシーンは、18歳のサガンが、煙草を吸いながら、本屋の向かい側の通りに立って、眺めているところ。「悲しみよ こんにちは」でデビューしたときです。細くて、若くて、ショートヘアーで。パリの不良お嬢さんはこんなふうなんだと。寄り添う肩がほしい、そのために愛する、というけれど、それを壊したのは才能だったのでしょうか。たどりつけない旅は、苦しいですね。
Unknown
(
Bianca
)
2012-11-03 20:30:41
桃すけ様
忙しくて返事が遅れてごめんなさい。パーキンスの受賞は私もびっくりしました。多分、アイドルだった彼がそのころ立続けに文芸ものやギリシア悲劇の役をやったのが勝因では。長澤セツの「美しい」というのは主に骨格ですので。「頭蓋骨が小さい」「手の幅が細い」などが好みのようです。映画自体はDVDを買う事もないと思います。「死んでもいい」なら別ですが。パーキンスの晩年はアンディ・ウォーホルとそっくりなのは気づいていました?
パーキンスのこと
(
桃すけ
)
2012-11-11 19:22:40
パーキンスのどこが良かったのか、などと書きましたが、
「渚にて」を観て納得しました。やはり素敵でした。無駄な肉はひとつもなく、きれいだし、着こなしもおしゃれ。でも、ようくみてると、晩年の様子がほのみえる感じが、悲しいです。このときはまだ、28歳なんですね。私の好きなグレゴリー・ペックが主演なのでレンタルしたのですが。1960年にこのような映画が作られていたんですね。
Unknown
(
Bianca
)
2012-11-12 13:17:47
桃すけ様
パーキンスを認めていただいてうれしいです。ペックも我家では2歳上の姉が大のファンでした。「子鹿物語」のお父さんが素敵で、それ以来ではないかしら。この「渚にて」は未見なんです。検索したら、良い映画みたいなので、見てみたいと思います。エヴァ・ガードナーもフレッド・アステアも出ているんですね。彼は踊らず歌も歌わないけれど風変わりな科学者なんて、いかにも似合いそう……。
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「サガン 悲しみよこんにちわ」をレンタルしてきたばっかりです。今から観ようと思います。
お待たせしました!バーグマンはちょっとなあ、というのは私も賛成です。「悲しみよこんにちは」もアメリカ映画だし、サガンは外国の方が映画化しやすいのかな。その『髪の毛のもつれ』のシーンは官能的ですね。映画化したらレズビアン風になるのでは。ただパーキンス短髪。もともとが運動好きで、米大陸を自転車横断しているし、「のっぽ物語」ではバスケット選手を演じたこともあるし、小説のシモンとは大違い。ただ、この映画でカンヌ男優賞をとっているから、評判はよかったみたい。「サイコ」までは前途洋洋だったのに、最後は60歳でエイズで死んでます。ところで「サガン、悲しみよこんにちは」はいかがですか?
「サガン 悲しみよこんにちは」は、辛い映画でした。サガンについては、本を通してこんな女性とイメージしていて、ほぼそのとおりなんだけど、晩年がね・・。
好きなシーンは、18歳のサガンが、煙草を吸いながら、本屋の向かい側の通りに立って、眺めているところ。「悲しみよ こんにちは」でデビューしたときです。細くて、若くて、ショートヘアーで。パリの不良お嬢さんはこんなふうなんだと。寄り添う肩がほしい、そのために愛する、というけれど、それを壊したのは才能だったのでしょうか。たどりつけない旅は、苦しいですね。
忙しくて返事が遅れてごめんなさい。パーキンスの受賞は私もびっくりしました。多分、アイドルだった彼がそのころ立続けに文芸ものやギリシア悲劇の役をやったのが勝因では。長澤セツの「美しい」というのは主に骨格ですので。「頭蓋骨が小さい」「手の幅が細い」などが好みのようです。映画自体はDVDを買う事もないと思います。「死んでもいい」なら別ですが。パーキンスの晩年はアンディ・ウォーホルとそっくりなのは気づいていました?
「渚にて」を観て納得しました。やはり素敵でした。無駄な肉はひとつもなく、きれいだし、着こなしもおしゃれ。でも、ようくみてると、晩年の様子がほのみえる感じが、悲しいです。このときはまだ、28歳なんですね。私の好きなグレゴリー・ペックが主演なのでレンタルしたのですが。1960年にこのような映画が作られていたんですね。
パーキンスを認めていただいてうれしいです。ペックも我家では2歳上の姉が大のファンでした。「子鹿物語」のお父さんが素敵で、それ以来ではないかしら。この「渚にて」は未見なんです。検索したら、良い映画みたいなので、見てみたいと思います。エヴァ・ガードナーもフレッド・アステアも出ているんですね。彼は踊らず歌も歌わないけれど風変わりな科学者なんて、いかにも似合いそう……。