こちら、三日連続で御紹介している京都の仏和心料理アームドゥギャルソンの今年の冬のコース。
ベリー類のジュレですかね。
何と呼べば良いのか、飼主にもよく分かりません。
メインの蝦も終ったしで、これからコーヒーが出て終りかと思っていると
コンソメと野菜にステーキがついた皿が出てきました。
ここで一旦絶句。そうか、さっきのベリーは「口直し」だったんだね
おかげで楽しい時間がもう少し長くなります。
しっかりとした味のスープに別に調理した野菜が添えられ、そこに焼いたばかりの
牛肉が乗ってきています。スープでなければ重くて食べられなかったかもしれません。
量や味の濃さも、具合を考えてしっかり計算してあるのですね。
このコース考えた人、すごいなあ
でも、時間ばかりかけてもいられません。冷めてしまうといけないので。
なにもかも加減よく作られていて、没頭できると後から何度でもこの記憶に戻って
楽しめてしまうから料理もこうなるとちょっと侮れませんね。
そして、仏和心料理の何が和心なのかが、次の料理で分かりました。
漬物、梅干し、ちりめん山椒。
おや
そうです
炊き立てのごはんも出てきます。
茶漬けでもって締めるのです。
鳥ハムもついています。
ごはんとお茶と漬物でごちそうさま。
そしてさらにお菓子。
水菓子。果物。
ケーキ。これで終るのです。懐石のコースをなぞっているようです。
最後にどれだけ満足したかを給仕に伝えて、行きには見られなかった吹き抜けを逆方向から
見上げて店を出て行きます。
アームドゥギャルソン(童心)、この店近年にない大当たりです。
【かなり満足】
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