何らかの力の実質を感じながら倨傲であり得る、なんてことはありません。
人より後れていると知らなければ、傲慢にはならないのです。
何かひとつでも確実に特別なことを為し得たなら、必ず謙虚になるはずです。
そんなことがようやく分かってきました。
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実は、前回の記事の続きなのです。
こちらは、送られてきた箱の中身。
全部ではありませんが、並べて見ますと数があります。
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こういうの見ると泣けてしまいます。
何事もおかげを思って泣いてしまうというのは、日本人だけらしいですな。
ウルタ君とずっと一緒にいること、を実現したと言っていいと思っています。
そして、これらの奇跡はあり得ないことではないのです。
だから飼主は頭を下げる。
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日々、昂然としているのはこの猫。
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高のぼりと言われようが、煙みたいに軽いからだと言われようが
「重さの霊」という前時代の悪癖をやっつけるのが、クルシャ君。
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どこからやってきたのだか分からない習慣や価値なんかに頭を押さえつけられて
「こういうものだ」と平伏させられるものか、とこの口が言っております。
そりゃ、よく分かるんだが、飼主はその先を見たいんだよね。
大体そのへんでみんな止まってしまうのだよ。
憂し辛し漢神(からかみ)の漉く襖世を
破りていずるきゃふきゃふの声 くるしゃ
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