京都市内の店です。
庭。
この日は雨が降っていて、庭の木も濡れて鮮やかに見えます。
庭の石の並びを見ていると、典型的な茶室の前庭です。
写真の奥に戸があって、手前が待所になっているようなので、以前は茶室があったのでしょう。
この建物は以前商家だったとか。
テーブルに着くと、甘酒が出てきます。
寒い日だつたので、ありがたい温かさです。
コースの最初にオードブルなのか、今が季節らしいかつおの幼魚のあえものが出てきます。
名前が違うんですよね。
何だったか忘れました。
でもやっぱり鰹の風味がしたので、同じ魚なのでしょう。
飲み物を、日本酒の発泡酒にしました。
度数は低くて、炭酸発泡しています。
甘くて飲みやすいのです。
いろんな野菜が少しずつ入っているサラダ。
見た目も奇麗ですね。
四角いのは鮭のテリーヌです。
飼主はこのスープがしっかり記憶に残っています。
堀川牛蒡のスープ。
堀川牛蒡というのは京野菜の一種で、通常の牛蒡の何倍も太いものです。
あの牛蒡をまろやかなスープにして、しかも風味もしっかり残っている。
パンを食べるのにオリーブオイルがついていますが、スープだけで充分。
こちらはメインの魚のロースト。京にんじんのソースで。
メインは豚肉と選べるのですが、飼主は迷わず魚。
白状しますが、飼主は京都の冬の魚として有名なアマダイ(ぐじ)を食べたことがない。
これどうなんだろう、ぐじなのかなー、などといいながら食べました。
黒米のごはん。
漬物も出てきます。
フランス料理のコースの締めにごはんが出てくるのは、アームドゥギャルソンも同じでしたね。
ぜんざいとコーヒー。
ぜんざいとコーヒーです。
ぜんざいとコーヒーなのですが、違和感なく入りました。
ぜんざいとコーヒーなのに
器もなかなか凝ってます。
和風のフレンチも自然な感じで食べられるから悪くないなと思うのでした。
こうしたコースが一般的になってもいいかなと。
ところでこのたま妓、床の間に僧侶が茶の心について書いた書簡が軸装されて飾られています。
ここもやはり茶の心が基本になっているんですね。
【鮮やかなランチでした】
このブログは上のランキングに参加しています
コメント一覧
飼主
まりま~
Chocolat
最新の画像もっと見る
最近の「取材報告」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事