10代目の家づくりと趣味のブログ

気密の刃

福島 木の家 株式会社氏家

 

タイトルはちょっと遊んでみました。(すみません)

ちょこちょこ、

換気には気密が必要だと、

書いてきました。

気密が良くないと、

換気がうまくいかないのです。

 

気密を良くするためには、

スキマをなくすということで、

まず、サッシなどの外部開口部には、

樹脂サッシを使います。

また、断熱材に吹きつけを使っても良くなります。

あとは、ビニールシートや断熱材で囲う方法があります。

 

ビニールシートや断熱材は、外から囲う方法と、

中から囲う方法がありますが、

色々な考え方があるとは思いますが、

外から囲う方が欠損が少ないと思います。

 

しかし、気密を良くしすぎると、

問題がないわけでもありません。

玄関やサッシのちょっとしたスキマから

「ピー」と音が出ることがあります。

私は気密をよくするとしても、

0.1cm2/m2~0.2cm2/m2

の間くらいが良いと思います。

 

弊社で一番良かったのは0.098cm2/m2でした。

この家が100m2だとすると、

9.8cm2(3センチ角程度)のスキマが空いているだけということです

これはちょっと良くしすぎたのかもしれませんが、

幸い音が鳴るということはありませんでした。

 

気密の考え方を聞くだけでも、

その工務店や設計士などが、

どのくらい理解しているかがわかりますので、

工務店や設計事務所を選ぶ際の参考になると思います。

 

 
今日も読んでいただき、ありがとうございます

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