タイトルはちょっと遊んでみました。(すみません)
ちょこちょこ、
換気には気密が必要だと、
書いてきました。
気密が良くないと、
換気がうまくいかないのです。
気密を良くするためには、
スキマをなくすということで、
まず、サッシなどの外部開口部には、
樹脂サッシを使います。
また、断熱材に吹きつけを使っても良くなります。
あとは、ビニールシートや断熱材で囲う方法があります。
ビニールシートや断熱材は、外から囲う方法と、
中から囲う方法がありますが、
色々な考え方があるとは思いますが、
外から囲う方が欠損が少ないと思います。
しかし、気密を良くしすぎると、
問題がないわけでもありません。
玄関やサッシのちょっとしたスキマから
「ピー」と音が出ることがあります。
私は気密をよくするとしても、
0.1cm2/m2~0.2cm2/m2
の間くらいが良いと思います。
弊社で一番良かったのは0.098cm2/m2でした。
この家が100m2だとすると、
9.8cm2(3センチ角程度)のスキマが空いているだけということです
これはちょっと良くしすぎたのかもしれませんが、
幸い音が鳴るということはありませんでした。
気密の考え方を聞くだけでも、
その工務店や設計士などが、
どのくらい理解しているかがわかりますので、
工務店や設計事務所を選ぶ際の参考になると思います。