10代目の家づくりと趣味のブログ

福島の未来は明るい

家というのは安全なものでありたいという思いから、

除染について考えました。

私自身も、室内の水拭きから、高圧洗浄、庭の芝生を剥がす…

といったことを色々やっております。

やってみれば、結構減ることがわかりましたので、

簡単なことからやってみるのがお勧めです。

「あまり無理をしない」というのが基本的な考えだと思っております。


屋根の放射能をなくするなら、水洗いでもある程度落ちますが、

たまたま震災で、瓦から板金に替えた方の部屋の線量が下がったということもあって、

屋根を葺き替えるのが一番良いようです。

例えば南側を太陽光発電兼用のものに葺き替える

というのもよいのではないでしょうか。


また、遮蔽についても鉛の板を使うと少しは下がるようなので、

それを壁に張るなど、放射能除染、遮蔽など

私どもができることがあると思いますので、ご相談下さい。


近頃は誰かに会えば必ず原発や放射能についての話になるということがあります。

例えば、子どもが○○人転校したと聞くとガッカリしてしまいます。

私といえば、子どもと片親だけが避難するという弊害

(お金がないというのもありますが)

を考えて、福島で暮らすことにしました。

放射能をただ呆然と恐れるのではなく、

減らすことができるのであれば何でもやってみようと思っております。

ところで、前のNHKの連続テレビ小説「おひさま」で、

主人公である先生が、戦争中のため、

授業らしい授業をしてやれない卒業間近の生徒に対して、

何かできることはないかと悩み、生徒全員に勉強して欲しい旨の手紙を書きます。

しかし、今はそれはできないと校長先生に没収されてしまいます。

事情を聞いた姑に「先生にかわいそうと思われて卒業する生徒達がかわいそうだ」

と卒業はいつもめでたいものだと諭され、気持ちをこめて生徒を送り出すという場面がありました。

送る側の気持ちの持ちようというのは、大切だと思いました。


今の福島の子ども達にも、かわいそうだと未来を憂うよりも、

今回の事を良い経験として受け止め、

事故収束後にはすばらしい未来が待っていることを伝えたいと思っております。

私たちができることは決して少なくないのですから。


健康な暮らしとまじめな家づくり
http://www.ujiie.com/

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