10代目の家づくりと趣味のブログ

福島 木の家 株式会社氏家  

 

先日、ネットにて、

あるハウスメーカーの批評を読んで思ったことがあります。

それは、「壁が薄いのか、外の音が聞こえる」

というものでした。

不特定多数の書き込みですし、

書いた方も本当に住んでいる人なのかどうかもわからないので、

その真偽の程はわかりません。

がどうしてそうなったのかなあと考えてみました。

 

まず、外壁の材料ですが、音を遮るのは

基本的に、質量のあるもの(つまり重いもの)

なのです。

モルタルの壁や、タイル張り、

窯業系のサイディングであれば、

外の音はそれなりに遮ると思います。

 

また、内壁の構造ですが、

断熱材や、内壁によっても違います。

内壁は防火のために石膏ボードを張ることが多いのですが、

石膏ボードもまた、質量があるものなので、

防音の効果があります。

 

そして、音の大小に関わらず、

気密性をあげる(スキマを塞ぐ)と

音があまり聞こえなくなります。

弊社のお客様でも、

「救急車が近所まで来たのに気がつかなかった」

という例もあります。

 

つまり、外の音が聞こえるのは、

(悲しい事に、もちろん手抜きも考えられます)

おそらく、外壁が軽い材料で、

断熱材もそこそこ、気密も考えてなくて、

なんらかの理由で石膏ボードを張っていない家

なのかなと推測してみましたが、

いかがでしょうか。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございます

健康な暮らしとまじめな家づくり


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