ノートルダムの鐘

劇団四季ミュージカル「ノートルダムの鐘」を観ました。

ディズニー映画でもよく知られてるのですが、ストーリーが少し違います。
ヴィクトル・ユゴーの原作に寄った感じなんだとか。

メッセージ性が強い内容だと思うんだけど、オープニングとエンディングで語りかける印象的なフレーズ。

「人間と怪物、どこに違いがあるのだろう」

どう線引きがなされるのか。
外見の醜さ？
深まる心の闇？
暴徒化する民衆？
あなた自身は、あなたの周りにいる人は?
人間の醜さは、目に見える部分だけで判断できる訳ではなくて、内面的な部分にも存在する。
ちゃんと見えてる？
結局みんな同じなのでは？
でも、人間はどこかで線引きをしている。
と、いくつもの疑問が頭をぐるぐると駆け巡る。
そんなテーマが投げかけられているように感じました。

まー、何というか。。
席が舞台に近かったせいだろうか、役者さんたちの表情がよく見えるので、感情移入が半端なく、迫力満点で感動しっぱなしだった。

カジモドの優しさ、切なさ、ピュアな気持ちがビシビシと伝わってくる。
キャストそれぞれの宿命、ココロの葛藤、そして愛するということ。
現代を生きる私たちにとって無視できないもので、とても胸に響く内容でした。

オススメのミュージカルです^ ^