いろんなことがありすぎて・・・また書くことが溜まってしまいました~
先日の、京都アニメーションさんの放火事件。
滋賀県も「けいおん!」などでご利益をいただいてる、
あの人気アニメを製作している会社が、六地蔵にあったのですね。
4月に、仕事であのあたりまで行ったけど、あそこで、
あんな凄惨な放火事件があったなんて。
しかも、朝ドラ「なつぞら」が、ちょうど日本のアニメーションの、
黎明期を描いてるだけに、多くの若いアニメーターが犠牲になったんやなと、
「日本の宝」を失ってしまったんやなと、胸が痛いです。
聞けば、就業体制もしっかりしてるし、様々な作業をすべてそこでしていたと。
東京と違って作業を分業するには、関連会社が周囲になかったからのようですが、
それだけに、密に仕事ができたやろうし、だからこそ、
人も、原画や資料などすべて、失ってしまったようです・・・残念ですね。
そんなたいへんな事件がある一方で、
お笑い芸人さんの記者会見。
翌日の選挙の方が大事やで・・・と思いつつ、
夜のニュースで放映されてたので、ついつい見てしまい・・・
他人ごとやのにもらい泣きしてしまうという・・・
今朝は今朝で、ワイドナショーを録画してまで(ダンナがね)見てしまい・・・
関西人として、企業も、芸人さんも、うまく収まるような、
解決法があって欲しいもんです。
さてさて、そんなこんなで、ニュースに翻弄されてますが、
先日、観てきた舞台について、ちょこっと。
(またどこかで、紹介記事を書くことになると思うので)
東京で観た「明日・・・」の前に、大津で観た舞台について、
先に、書きますね。
・・・だんだん、演劇ブログみたいになってますけど~(苦笑)
青年劇場「きみはいくさに往ったけれど」。
(大西弘記作・関根信一演出)
先月、ちょうど青年劇場の「みすてられた島」を、
彦根で、演劇鑑賞会の例会で観たところですが、
青年劇場が、全国の学校公演をこの作品で回っているそうで、
滋賀、京都の教育関係者に向けてプレゼン上演してる感じでした。
主催は実行委員会で、京都労演とひこね演劇鑑賞会も協力、
上演前には、劇団の出演者との対面式もありました。
兵隊が出てくるから、反戦の話なのかな・・なんて思ってたけど、
まったく違いました。
「いのち」の大切さを描いたお話でした~
高校生の北斗が、愛読書の竹内浩三の本を手に、
屋上から飛び降りようとしている・・・
その時に、ひょうひょうと呼びかける声。
「ナニしとん?」
「ボクは、何のために生きてるのか、わからないんだ」
「何のために生きてるかわからへん、それが生きてる証拠やん」
伊勢弁で話す浩三さん。
竹内浩三は、三重県宇治山田市出身の詩人。
大学卒業とともに入営し、1945年4月、フィリピン・ルソン島、
バキオ北方にて戦死した人で、数多くの詩や漫画が遺され
それを、戦後、お姉さんが世に発表し、知られることになったとか。
戦地で書き綴った散文を、分厚い本をくりぬき、そこに詩を書いた手帳を入れ、
それを、実家に送ってきてたようです。
そして、戦死といっても、送られてきた骨箱はカラっぽだったらしい。
「ボク、幽霊やねん。・・・ここ、笑うとこやで~」
「なんなんですか、どうしてボクの前に現れたんですか~」
「なんでやろな~」
浩三さんの姿は、宮斗くんにしか見えないんやけど、
伊勢弁の浩三さんに時々笑わされながら、
ところどころで語られる浩三さんの詩が瑞々しくて、
印象的でしたね~
三つ星さん
私の好きな三ツ星さん
私はいつも元気です
いつでも私を見てください
私は諸君に見られても
恥ずかしくない生活を
力いっぱいやりまする
私のすきなカシオペヤ
私は諸君が大好きだ
いつでも三人きっちりと
ならんですすむ星さんよ
生きることはたのしいね
ほんとにわたしは生きている
子どもの頃に父を亡くし、母が一生懸命働いて自分を育ててくれた。
だから、イジメにあってることも話せないし、担任教師も、
あまり深刻に受け止めてくれてなくて、きちんと相談できない。
夏休み、久しぶりに亡くなった父方の祖母に会い、暖かく迎えられる。
そして、そこで、何度も、何度も、登場する浩三さんに励まされて、
やがて、彼は前を向いて、力いっぱい生きていこうとするんです。
生きたいのに生きれなかった浩三さん。
死にたいと思っていた高校生の命を救ったのです。
本当に、最後は涙がこぼれました。
良い作品でしたね~
先日の、京都アニメーションさんの放火事件。
滋賀県も「けいおん!」などでご利益をいただいてる、
あの人気アニメを製作している会社が、六地蔵にあったのですね。
4月に、仕事であのあたりまで行ったけど、あそこで、
あんな凄惨な放火事件があったなんて。
しかも、朝ドラ「なつぞら」が、ちょうど日本のアニメーションの、
黎明期を描いてるだけに、多くの若いアニメーターが犠牲になったんやなと、
「日本の宝」を失ってしまったんやなと、胸が痛いです。
聞けば、就業体制もしっかりしてるし、様々な作業をすべてそこでしていたと。
東京と違って作業を分業するには、関連会社が周囲になかったからのようですが、
それだけに、密に仕事ができたやろうし、だからこそ、
人も、原画や資料などすべて、失ってしまったようです・・・残念ですね。
そんなたいへんな事件がある一方で、
お笑い芸人さんの記者会見。
翌日の選挙の方が大事やで・・・と思いつつ、
夜のニュースで放映されてたので、ついつい見てしまい・・・
他人ごとやのにもらい泣きしてしまうという・・・
今朝は今朝で、ワイドナショーを録画してまで(ダンナがね)見てしまい・・・
関西人として、企業も、芸人さんも、うまく収まるような、
解決法があって欲しいもんです。
さてさて、そんなこんなで、ニュースに翻弄されてますが、
先日、観てきた舞台について、ちょこっと。
(またどこかで、紹介記事を書くことになると思うので)
東京で観た「明日・・・」の前に、大津で観た舞台について、
先に、書きますね。
・・・だんだん、演劇ブログみたいになってますけど~(苦笑)
青年劇場「きみはいくさに往ったけれど」。
(大西弘記作・関根信一演出)
先月、ちょうど青年劇場の「みすてられた島」を、
彦根で、演劇鑑賞会の例会で観たところですが、
青年劇場が、全国の学校公演をこの作品で回っているそうで、
滋賀、京都の教育関係者に向けてプレゼン上演してる感じでした。
主催は実行委員会で、京都労演とひこね演劇鑑賞会も協力、
上演前には、劇団の出演者との対面式もありました。
兵隊が出てくるから、反戦の話なのかな・・なんて思ってたけど、
まったく違いました。
「いのち」の大切さを描いたお話でした~
高校生の北斗が、愛読書の竹内浩三の本を手に、
屋上から飛び降りようとしている・・・
その時に、ひょうひょうと呼びかける声。
「ナニしとん?」
「ボクは、何のために生きてるのか、わからないんだ」
「何のために生きてるかわからへん、それが生きてる証拠やん」
伊勢弁で話す浩三さん。
竹内浩三は、三重県宇治山田市出身の詩人。
大学卒業とともに入営し、1945年4月、フィリピン・ルソン島、
バキオ北方にて戦死した人で、数多くの詩や漫画が遺され
それを、戦後、お姉さんが世に発表し、知られることになったとか。
戦地で書き綴った散文を、分厚い本をくりぬき、そこに詩を書いた手帳を入れ、
それを、実家に送ってきてたようです。
そして、戦死といっても、送られてきた骨箱はカラっぽだったらしい。
「ボク、幽霊やねん。・・・ここ、笑うとこやで~」
「なんなんですか、どうしてボクの前に現れたんですか~」
「なんでやろな~」
浩三さんの姿は、宮斗くんにしか見えないんやけど、
伊勢弁の浩三さんに時々笑わされながら、
ところどころで語られる浩三さんの詩が瑞々しくて、
印象的でしたね~
三つ星さん
私の好きな三ツ星さん
私はいつも元気です
いつでも私を見てください
私は諸君に見られても
恥ずかしくない生活を
力いっぱいやりまする
私のすきなカシオペヤ
私は諸君が大好きだ
いつでも三人きっちりと
ならんですすむ星さんよ
生きることはたのしいね
ほんとにわたしは生きている
子どもの頃に父を亡くし、母が一生懸命働いて自分を育ててくれた。
だから、イジメにあってることも話せないし、担任教師も、
あまり深刻に受け止めてくれてなくて、きちんと相談できない。
夏休み、久しぶりに亡くなった父方の祖母に会い、暖かく迎えられる。
そして、そこで、何度も、何度も、登場する浩三さんに励まされて、
やがて、彼は前を向いて、力いっぱい生きていこうとするんです。
生きたいのに生きれなかった浩三さん。
死にたいと思っていた高校生の命を救ったのです。
本当に、最後は涙がこぼれました。
良い作品でしたね~
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