窮鳥懐に入らずんば‥

朝から良いお天気です。　気分も上々?　と、

リハビリかねて、お散歩～と、畑の水路の方へ行きましたら、

何かが、慌しく羽音を立てる、いつもの、川鵜か、バン辺りだろうと見やると‥

水鶏（クイナ）が、一羽、バタバタしている、おかしいな？と、良く見たら‥

舅様が張った、防鳥網に、足が引っかかっていて、逃げられないのだ、

そのうち、溺れはじめて、「きゃーっ～！！」　

大慌てで、タモ網を取りに行き、近くに居た舅様にも、 Ｓ Ｏ Ｓ

「長柄の鎌持って来て～ぇ、溺れちゃう、足が折れちゃう！！」

水路の幅は、約３メートル、その中央付近で、バタバタもがいてるのでした、

「そんなもん、ほっとけ！モロコを、全部食ってまうだに！」（ 食い物の恨みは怖い？）

「でも、目の前で溺れてるのよ、キュウチョウ懐に入らずんば‥て言うでしょ～？」

タモで、すくい上げ、窒息しないように、水面から持ち上げてるのがやっと‥

私が、水路に、落ちちゃう～ぅ　早くしてくれ～っ

ダンちゃんが、やっと、長い棒を持って来てくれて、鎌を縛りつけ、網を切って救出。

さて、助かって、とりあえず、安心した後は、タモの中の水鶏を見ながら、

「キュウ」 って、「救」だっけ、「傷」だっけ‥？　などと‥

　　「ねぇ、ダンちゃん、キュウチョウのキュウって‥どう言う字だったっけ？ 救？」

　　「なんだそれ？」

　　「キュウチョウ懐に入らずんば、猟師もこれを撃たず‥てのがあるでしょ？」

　　「そんなコトワザ知らん～辞書で調べろ！（忙しい‥）」

助けてあげたんだから、当然、カメラは、付き合ってね。

暴れたので、網がくい込んではいるけれど、足が、折れてなくて、良かった。

摑まれた感触は、ちょっと、エイリアン～

グッタリしてるうちは、心細げだが‥

ちょっと、落ち着いたら、嘴で、手の甲を突こうと、口を開けたりもした、

手に触れる寸前で、止めてた。　助けてもらったって言うのは、分かるのかな？

嘴のあたり、キョウリョウの化石の感じだよね‥

全身の撮影がしたかったのですが、包んでいたタオルを外したとたん、

トットと、後も振り返らずに、逃げ出しました。