MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

ブログ開設10周年 その9(トンボ編 複眼マクロ)

2021年01月29日 | ブログ

ブログ開設10周年 “トンボ編” の最終回は複眼のアップ、今回初めてのマクロフォトです。

トンボの複眼は私の大好きな被写体の一つで、毎年真夏の日差しの下で熱中症にならないよう気を付けながら撮っています。

レンズが10cm~20cmくらいまで近づくので、ノンビリした性格の良いトンボを探すのに苦労します。

これが一番大変かも?

では、7点選びましたので連続して載せることにします。

①アキアカネ♀ ISO400  1/200  F11   カメラ:OLYMPUS E-5

まずはお馴染みアキアカネから。

これだけ個眼がハッキリ写ると気分が良いですね。

 

②ナツアカネ♂ ISO400  1/200  F11   カメラ:OLYMPUS E-5

アキアカネと来たら、やはり次はナツアカネでしょう。

 

③ネキトンボ♂ ISO400  1/250  F14   カメラ:EOS 7D

これも雄はかなり赤くなります。

翅の根元も赤くなるのが特徴です。

 

④マユタテアカネ♀ ISO200  1/160  F11   カメラ:PENTAX K-5

小型のトンボですが、個眼の大きさは最大級です。

ここまでがアカネ族です。

 

⑤ショウジョウトンボ♂ ISO400  1/160  F14   カメラ:OLYMPUS E-5

以前にも書きましたが、真っ赤なのにアカネ族ではありません。

 

⑥シオカラトンボ♂ ISO400  1/160  F16   カメラ:OLYMPUS E-5

♪とんぼのメガネは水色眼鏡…♪って、このシオカラトンボのことなんでしょうか?

 

⑦リュウキュウギンヤンマ♀ ISO400  1/250  F7.1   カメラ:OLYMPUS E-M5

④のマユタテアカネの逆で、大型のトンボは個眼が小さいんですよね。

(沖縄県 “美ら海水族館” 脇の公園で撮影)

 

昨年はコロナウィルスのせいで遠征が全く出来ず、複眼は1枚も撮りませんでした。

今年はせめて近場の虫撮りには出かけようと思っています。

 

10周年記念ブログも終わりに近づきました。

次回からは、いよいよ“蝶”編になります。

イモムシも出ますよ~。(^o^)

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ブログ開設10周年 その8(トンボ編 その2)

2021年01月27日 | ブログ

私の好きなトンボは、やはり大型の“ギンヤンマ”“オニヤンマ”です。

どちらも、水面をグライダーのように滑空する姿は「格好いい」の一言ですね。

①2011年5月 ギンヤンマの飛翔 ISO800  1/500  F/8

 

②2011年6月 ISO1000  1/640  F8

 

③2020年8月 岩だと思って産卵を始めたら、アレッ? ISO1600  1/1600  F/8

夏にはお馴染みのギンヤンマですが、一番撮る機会の少ないのが②のとまっている所なんです。

ギンヤンマは休む時、木の高いところに上がってとまるから、なんでしょうね。

私もギンヤンマのとまり物は、10年間で数回しか撮れていません。

 

同じようにとまる時ぶら下がるオニヤンマは、頻繁に低いところで休むので、とまり物を撮るのは比較的簡単です。

④2011年9月 小さな流れの上をパトロールしていても、割とすぐ休むオニヤンマです。 ISO1600  1/320  F8

 

オニヤンマの中々撮れないシーンはこれ。

⑤2011年8月 交尾のシーンには、滅多にお目にかかれません ISO1600  1/180  F11(フラッシュ使用)

因みにギンヤンマが一番撮りやすいのは③の様な交尾から産卵のシーンです。

 

トンボの仲間には、オニヤンマに良く似ているトンボがたくさんいます。

その代表選手がこれ。

⑥2012年8月 ピラカンサ池でもお馴染みの“コオニヤンマ”です。

名前にも…オニヤンマと付いているのですが、オニヤンマ科でもヤンマ科でも無く、サナエトンボ科に属しています。

サナエトンボ科の特徴は、④のオニヤンマと比べれば一目瞭然、複眼の間が離れていることです。

他のサナエトンボ科に属しているトンボを2点。

⑦2011年8月 尾部の先端に特徴がある“ウチワヤンマ"です。 ISO1000  1/640  F/8

産卵中のウチワヤンマをアカミミガメが狙っているようですね。

 

⑧2011年7月 蓮のつぼみにとまった“オナガサナエ" ISO1000  1/1000  F8

やっと…サナエの名前が付いたトンボが出てきました。

 

今日の最後は“赤いトンボ達”です。

⑨2010年9月 雄は成熟すると頭まで真っ赤になる“ナツアカネ”。 ISO800  1/100  F10

 

ナツアカネ、とくれば…。

⑩2011年11月 当然“アキアカネ”ですが、ナツアカネ程真っ赤にはなりません。 ISO200  1/250  F/6.8

 

⑪2015年9月 “マユタテアカネ”のラブシーン、奇麗なハート型です。 ISO400  1/1000  F/8

 

最後はアカネ族ではないのですが…。

⑫2011年7月 “ショウジョウトンボ”は真っ赤なのに、何故かアカネ族では無いのだそうです。 ISO800  1/320  F/8

 

これ以上はキリが無いので、これで今回はお終いです。

しかし、トンボ編で外せないのはマクロフォト。

次回はトンボ編の最終回“複眼マクロフォト特集”です。

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ブログ開設10周年 その7(トンボ編 その1)

2021年01月24日 | ブログ

今日から“昆虫編”のスタートです。

“トンボ”、“蝶”、“その他の昆虫”、“生態連続写真”の4つに分ける予定です。

 

まず初めは“美しいトンボ達"とでも申しましょうか…。

まあ、そんな感じでスタートします。

最初はご存じ、チョウトンボです。

大変美しい、幅広の翅を持つ“チョウのようなトンボ”からこの名前があるのでしょうね。

1枚目が雌、2枚目が雄です。

この翅は長いこと見ていても飽きません。

 

チョウトンボと言えば沖縄にも、この名前を持つトンボがいます。

ベッコウチョウトンボ、別名オキナワチョウトンボとも言う、これも非常に美しいトンボです。

しかしベッコウチョウトンボとはよく言ったものですね?

その翅はまさにベッコウそのものです。

 

ベッコウの名前が付くトンボが沖縄にはもう1種類。

ほぼ全体がダークレッドのアカスジベッコウトンボです。

21世紀になってから、日本の最西端、与那国島や西表島で確認されたトンボです。

しかし私がこのトンボを最初に見た2014年には、この写真を撮った石垣島ではすでに繁殖していたらしいですね。

 

次は沖縄から日本に戻って、マイフィールドであるピラカンサ池で毎年お馴染みのトンボを。

メタリックグリーンが美しいハグロトンボの雄。

雌は焦げ茶色なので、雄のように美しくありません。

夏は水面をヒラヒラ飛んだり、交尾しているところがよく見られます。

 

最後は同じく全身メタリックグリーンのボディをしたこのトンボです。

エゾトンボ科のタカネトンボと言います。

北海道から九州まで、日本全国に分布していますが、関東ではあまり見たことがありません。

大きさはアキアカネを一回り大きくしたくらいでしょうか?

 

思いつきで、見た目が美しいトンボを何点か拾ってみました。

他にもまだあったかもしれませんが、それはまた次の機会に。

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ブログ開設10周年 その6(野鳥 後編)

2021年01月23日 | ブログ

後編は私好みの野鳥写真です。

記憶に残っている野鳥の写真は、やはりこれを1番に。

2012年6月 思い出のリュウキュウアカショウビン 沖縄県石垣島 ISO800  1/500  F/5.6

自然写真撮影再開後、石垣島に蝶の写真を撮りに行った時、偶然に撮れたリュウキュウアカショウビンです。

蝶を狙っていたら、向こうから目の前に出てきてくれて、最短5m以内に近づいても逃げませんでした。

この頃は野鳥を撮る気が全く無かったので、今考えると、もっと色々撮れたのに惜しい機会を逃がしたと思います。

 

次はいつものピラカンサ池で撮れたものです。

2011年12月 オナガの飛び出し ISO2000  1/1600  F/11

ピラカンサの実を咥えて飛び出したオナガです。 

 

2012年1月 大きな鯉を捕ったアオサギ ISO2000  1/3200  F11

30cm以上はあろうかという鯉を捕って、ピラカンサの上に上がりました。

拾い直して食べるのかと思いきや、落としてしまってそのまま。

折角捕ったのに…。

釣った魚は食べましょう!

 

2012年11月 何を考えているのか解らないゴイサギ ISO500  1/1000  F7.1

時々ピラカンサの中にいるゴイサギなんですが、何故かこの時は池に降りて、しばらくのあいだこんな状態でした。

表情がユーモラスで、特に好きな写真の1枚です。

 

次は2枚組です。

2011年3月 植え込みから出てきたルリビタキ イモムシを咥えていましたが…。

ありゃ? 食われてなるか!とイモムシの反撃に遭いました。 ISO800  1/800  F/9

もちろん食べられちゃいましたけどね。

 

最後は秋のショットです。

2011年12月 紅葉バックのコゲラ ISO2000  1/1600  F8

そう言えば最近コゲラをあまり見なくなったような気がします。

 

これで、野鳥関連のお気に入りショットも終了です。

次回からは私の本命、昆虫写真です。

まずは“トンボ”からの予定にしています。

昆虫が苦手な方はパスして下さい。(笑)

 

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ブログ開設10周年 その5(野鳥 前編)

2021年01月21日 | ブログ

約10年前に自然写真撮影を再会した時は、自然写真というより昆虫写真撮影しか考えていませんでした。

でも、昆虫写真だけだと冬の時期は撮影対象が殆ど無くなってしまうんですよね。

そこで何か無いか?と考えた末、技量保持の意味もあって野鳥を撮ることにしました。

ということから野鳥撮影のために遠征に行く事はせず、原則1時間以内で行ける場所での“鳥撮り”であることは現在でも変わっていません。

 

そんな形で始めた野鳥撮影ですが、最初の頃出かけていた公園で撮ったこの写真が、続けるきっかけになった1枚です。

2011年2月 ISO400  1/125  F/8  冬のお馴染み、ジョウビタキの雌です。

かなり近寄っても逃げず、絶好の練習台になってくれたジョビ子さん。

ここに行くたびに顔を見せてくれた、思いでの鳥さんです。

 

今回の前編は、可愛らしいく撮れた野鳥を数点載せることにします。

まずは上と同じジョウビタキの雌から。

2011年2月 ISO800  1/320  F/7.1

見事に“まん丸”のジョウビタキ、やはり冬は寒いのでしょうか?

 

次は、可愛い水浴びから…。

バシャバシャ!

「プハーッ!」

「気持ちよかった~。」

2011年2月 ISO800  1/500  F/8 

この時は数羽のエナガが水浴びをしていました。

エナガは普通にとまっているだけで、可愛い鳥ですね。

 

水浴びをもう1点

2011年3月 ISO800  1/640  F/8

こちらは外来種のソウシチョウです。

1枚目は私のイチオシ、大好きな写真です。

 

可愛いと言えば、これは外せませんね。

2020年6月 ISO1250  1/800  F/5

昨年撮ったものですが、毎年雛が孵るピラカンサ池のカルガモです。

母親と一緒の所はよく見られますが、珍しく雛だけで石の上に乗って休憩中です。

 

最後はツバメの給餌です。

2014年7月 ISO800  1/1000  F/5.6

ツバメの給餌シーンですが、これもピラカンサ池で撮れました。

この大きさですから巣立ちも近いのでしょう。

 

以上、野鳥写真の中から私が好きな可愛らしく撮れた写真を選んでみました。

次回は野鳥の後編です。

 

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