MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

『二度あることは三度ある』 or 『三度目の正直』

2012年05月16日 | 昆虫

よく言うことわざですが、どちらも正しいと思います。(‥実感)

まずは『二度あることは三度ある』から…。

昨年の11月から冬越しして、生き残った3頭のツマグロヒョウモン達でしたが、前出の2頭は、羽化後、羽根が伸びてから気付いたので、撮影は失敗‥。

最後の一頭だけは何とか‥と思っていました。

しかし、諺通り今回も‥‥、(T_T) でした。

昼頃、蛹の色変わりが確認できたので、昨年の感じから早くても羽化は数時間後と判断し、カメラのセッティングだけは済ませて、PCのところへ。

私の部屋は和室なので、撮影場所はテーブルが安定する洋間に造ってあり、離れていることもミスの原因の一つです。

20分程たって見に行くと‥。

Blog_

‥こうなってました。 (早すぎるよ~。(;_;))

E-M5 + MACRO ELMARIT 45mm + FL300R + ディフューザー ISO200  1/125  F/16

多分蛹が割れてから、4~5分といったところでしょうね。

昨年、たくさん撮れてはいますが、やっぱり悔し~い。(;_;)

「恩知らず~。」と言いたいところですが、まあ、仕方ないとして、E-M5、E-5とレンズのテストに付き合ってもらいました。

蝶のアップでテストはなかなか出来ないですからね。

Blog_me

①E-M5 + MACRO ELMARIT 45mm + FL300R

Blog_1250_2

②E-M5 + ED 12-50mm (マクロモード43mm) + FL300R

Blog_50

③E-5 + ED 50mm MACRO + FL36R

それぞれ濃度、コントラストは若干調整してあります。

ME45mmは良い雰囲気なんですけど、セットレンズの12-50mmがそれ以上の解像度を見せてくれたのには、改めてビックリしています。

でも、総合的にはやはりE-5 + ED 50mm が好みかなア…。

次は『三度目の正直』です。

これは、アゲハの孵化なんですが、孵化はやはり卵から頭を出したところをゲットしたいんですよね。

すでに、先ほどと同様に今年2回ミスしているので、夕方、卵が透けてきたのを確認。

朝の3時半からスタンバイして、孵化開始は13時丁度でした。

ホント、我ながらよくやるよ、…です。(^ ^;)

Blog3643

EOS 7D + MP-E65mm  2.5倍(換算値4倍)を使用 ストロボSIGMA EM140DG

ちょっと角度が悪いですが、まあ良しとしましょう。

Blog3683

2時間たつと、こんな感じに黒くなります。

もう今年はアゲハの蛹化、羽化は撮りません。(眠いので…) (-_-)zzz

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アレッ、モンシロチョウじゃない!!

2012年05月13日 | 昆虫

いやあ、もう少し早く気付いても良かったですね。

過去にモンシロチョウの卵を孵化させたことは1度もありませんでしたが、産卵の時からモンシロチョウだと思い込んでいたのと、卵の形が同じだったので、全く疑ってみませんでした。

今考えれば、孵化直後、一齢幼虫の頭部が黒かったことで気付くべきでした。

2齢幼虫の頃から、「何だか白っぽくて黒い毛が生えているなア」と思っていましたが、3齢幼虫になって体の上半分が白いことに気付き調べ直したところ、これはツマキチョウの幼虫だという事が確認できました。

まだ、ツマキチョウの写真をゲットしていなかったため、雌の翅端が黄色くないことを知らなかったのもミスの原因ですが、この間違いは何とも恥ずかしいですね~。(^_^;)ゞ

ツマキチョウはモンシロチョウに比べ生態写真は撮りにくいので、これはこれで良かったのかもしれませんが、な、なんと、蛹になった後(多分今月)に羽化するのは来年の春、桜の咲く頃なんだそうですよ‥‥。(*_*)

気付かなかったらブロッコリーで蛹化させてしまったかもしれません。

何とか、木の枝で蛹化するように見張る必要がありますね~。

これまたキツそうです。(^ ^;)

Blog_

昨晩、4齢→終齢へ脱皮した直後のツマキチョウ(体長21mm)です。 モンシロチョウとは明らかに違いますね。

K-5 + TAMRON SP90mm

Blog__2

これまた昨晩孵化したアゲハチョウの幼虫(体長2mm)です。 時間差3時間で2頭誕生しましたが、どちらもちょっと離れた隙に出てしまいました。 朝から出かけずに待っていたのに~。 12時間のスタンバイがほぼ、無駄になっちゃいました。(T_T)

7D + MP-E65mm

PS この記事を書いていたら、横のベランダにアゲハがヒラヒラ‥。 時すでに遅く、ミカンの木には新しい卵が2個……もう産まなくていいよ~。(-_-;)

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新ネタ不足で…。

2012年05月10日 | 近況報告

新ネタがありません‥特に、屋外でのネタが増えていません。

現在、自宅にツマグロヒョウモンの蛹、ツマキチョウの幼虫、アゲハチョウの卵と3種類いるのですが、昨日2頭目のツマグロヒョウモンが羽化してしまいました。

この、しまいました。というところが、今年を象徴しています。

昨年のデータですと、蛹化~羽化は17日~19日だったのですが、今年の1頭目は15日目、2頭目は11日目の昨日、出かけている間に羽化していました。

スミレやパンジーを調達して半年、お金もかかっているんですけどね~。

最後の3頭目は何とか‥頑張ります。

ツマキチョウの幼虫は、今のところ順調です。

ブロッコリーが気にいったようで、アブラナから移動して一生懸命食べ続けています。

Blog_

 今日のツマキチョウ ブロッコリーの葉で休むツマキチョウの3齢幼虫(8日目)。 体長11mmまで成長しました。 

E-M5 + M.E.45mm + FL300R + ディフューザー      ISO200  1/125  f/18

Blog_3484

最近のカワセミです。 抱卵の時期に入ったらしく、雌は姿を見せません。 以前のように頻繁にダイビングをしなくなったので、殆ど写真を撮れなくなってしまいました。

Blog_3514_2

カワセミが来ないので、そんなときはツバメ返しの練習です。(滅多に成功しません)

やっぱりカワセミが良いですね~。 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やはり E-5 + ED50mm F2 マクロ は…。

2012年05月07日 | カメラ関連

最近、出番の少なかったE-5ですが、昆虫のシーズンが始まったこともあって、久しぶりにED50mmを付けて虫を撮ってみました。

結果は、「これ、やっぱりいいわ!」の一言です。

超マクロのMP-E65mm、ボケのSP90mm、ワーキングディスタンスのとれるSIGMA 150mm、M4/3にはME 45mmと使い分けていますが、中間距離に関してはは透明感、切れの良さでE-5 + ED50mmが一歩リードしていることを改めて感じました。

これを防湿ケースに入れておくのは、勿体なすぎですね。(^-^)

Blog_

前々回に引き続き、こちらはナナホシテントウによく似ているクロボシツツハムシです。 これもテントウダマシの仲間だと思っていました。

E-5 + ED 50mm MACRO + EC-20 + FL36R (ディフューザー使用)

Blog__2

1200×900 pix でトリミング 拡大してもシャープさが失われないのはさすがです。

他のマクロレンズにもそれぞれ長所がありますが、E-5と組み合わせたED50mmには、使っていて安心感があると感じるのは私だけでは無いと思います。

E-5の基本性能も高いんでしょうね。

Blog_23475

今日のツマキチョウです。  EOS 7D + MP-E65mm

孵化後5日目、2齢幼虫になりました。 体長も5mmを超えたようです。 今のところ元気です。

そういえば、ベランダのミカンの木にアゲハチョウが産卵していきました。 卵は1個ですが、どうしよう‥‥‥迷います。 (*_*)ヾ

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(誤)モンシロチョウの孵化   (正)ツマキチョウの孵化

2012年05月04日 | 昆虫

後日、この卵がモンシロチョウではなくツマキチョウであることが解りました。

今年の撮影目標は

1.ナナホシテントウの孵化

2.ツマグロヒョウモンの孵化

3.モンキチョウの羽化 ‥‥ 以上の3つです。

1番はすでに撮影が出来たので、先日ここにアップ出来ましたが、実は隠れ大本命にモンシロチョウの孵化→蛹化→羽化がありました。

写真は来年トライするつもりだったのですが、昨年、もしかしたら‥と思って種を蒔いておいたアブラナに、モンシロチョウが来ていたのをカミさんが見つけました。

ベランダから観察していると、明らかに産卵のポーズをとっています。

蝶の翅がボロボロだったので、産卵の様子は撮りませんでしたが、後を探すと卵が4個見つかりました。

卵を見つけた以上、孵化を撮らないわけにはいきません。

Blog_1

① 産卵から4日後、孵化開始、約6時間前の様子です。 黄色だった卵が透けて幼虫が見えてきました。

Blog_2_2

② 15:44 卵に穴を開け始めてから約30分後、やっと頭が外に‥。

Blog_3_2

③ 15:45 「ヨイショッ。」という感じで胴体が出て来ました。 ポーズが可愛いですね。

Blog_4

④ 15:47 もう少しです。 ガンバレ。

Blog_5

⑤ 16:00 例によって、最初のお食事です。 体長は2mm弱というところでしょうか。

器材 : EOS-7D + MP-E65mm マクロ(×3 で使用) ストロボ SIGMA  EM140DG

この後、落ち着いたところで別のアブラナにお引っ越ししてもらいました。

その際、私のミスで一頭‥‥、(^_^;)ゞ 残りの3頭は元気にしています。

寄生蜂にやられないように羽化まで室内で育てるつもりですが、モンシロチョウは全く初めてなのでデータが無く、色々心配です。

それにしてもモンシロチョウの幼虫は、アゲハに比べると一回り小さいですね。(撮影がキツ~イ…。)(*_*)

MP-E65mmを準備しておいて正解でした。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする