17日(月曜日)、サントリーホールで開かれた Helene Grimaud (文字化けするので、アクセント表記は外しています)のコンサートに行ってきました。サントリーホールのような大きなホールでピアノのソロを聴くのは今回が初めてです。ピアノ1台で大空間を支配する様に、2時間圧倒された感があります。改めてオーディオとは異なる生演奏の良さを実感したコンサートでした。
プログラムは彼女の新譜『Resonances』の構成のまま、Mozart→Berg→Liszt→Bartokの順でした。昨年末にCDを購入していて、事前に予習済みでしたが、激しさと柔らかさのコントラストは想像以上。特に、MozartとLisztのピアノソナタが素晴らしかったです。CDでは瑞々しいタッチの印象があったのですが、それはいい意味で裏切られたことになります。
生演奏とオーディオは同じ軸で優劣はつけられませんね。例えば録音するポジションは、殆ど多くの観客席より望ましい位置でしょう。そのようなポジションで聴く音楽を、誰もが何度でも再現できる事はオーディオの良さです。一方、コンサートではなかなかいい席に恵まれませんが、それでもアーティストと空間を一にできる喜びは生演奏ならではです。今回は、前から4列目の左端の席で、終始背中姿を見ながらの鑑賞でしたが、それでも十分でした。
インターネットで、幼少期のつらい経験や、動物愛護の話題に触れていたせいか、Grimaud に対して少なからずバリアを感じていました。しかし演奏後の拍手に応える柔らかい表情を見て、私自身がほっとした感じを受けました。彼女の作品は『Resonances』の他Beethovenのピアノ協奏曲他のアルバムを所有しています。昨日も、Rachmaninoff のピアノソナタ他のアルバムをクリックしてしまいました。
コンサートの印象を少しでもオーディオに還元できればいいですが、こちらは長い道のりになりそうです。
プログラムは彼女の新譜『Resonances』の構成のまま、Mozart→Berg→Liszt→Bartokの順でした。昨年末にCDを購入していて、事前に予習済みでしたが、激しさと柔らかさのコントラストは想像以上。特に、MozartとLisztのピアノソナタが素晴らしかったです。CDでは瑞々しいタッチの印象があったのですが、それはいい意味で裏切られたことになります。
生演奏とオーディオは同じ軸で優劣はつけられませんね。例えば録音するポジションは、殆ど多くの観客席より望ましい位置でしょう。そのようなポジションで聴く音楽を、誰もが何度でも再現できる事はオーディオの良さです。一方、コンサートではなかなかいい席に恵まれませんが、それでもアーティストと空間を一にできる喜びは生演奏ならではです。今回は、前から4列目の左端の席で、終始背中姿を見ながらの鑑賞でしたが、それでも十分でした。
インターネットで、幼少期のつらい経験や、動物愛護の話題に触れていたせいか、Grimaud に対して少なからずバリアを感じていました。しかし演奏後の拍手に応える柔らかい表情を見て、私自身がほっとした感じを受けました。彼女の作品は『Resonances』の他Beethovenのピアノ協奏曲他のアルバムを所有しています。昨日も、Rachmaninoff のピアノソナタ他のアルバムをクリックしてしまいました。
コンサートの印象を少しでもオーディオに還元できればいいですが、こちらは長い道のりになりそうです。