珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

両神山(百名山)

2023-11-12 17:01:03 | その他
晴れの特異日と呼ばれる11月3日、メンバー3名で秩父の両神山(りょうかみさん)に登ってきました。実際、この日は見事な晴天で、Tシャツでも十分登れるほど暖かったです。11月の秩父、しかも山でこの陽気はやはり異常気象と言えるでしょう。両神山は日本百名山の一つで、長らく行きたい山の一つでした。登山口である日向大谷は山深く、かなりの早朝に家を出る必要がありました。西武秩父駅に着いたのが午前8時過ぎです。日向大谷までは、小鹿野町のマイクロバス2台をつないでアクセスしました。


出だしはし緩い勾配が続きました。途中から急な登りに変わるのが、今回のコースの特徴です。紅葉はほぼ時期的にベスト、若干ピークを過ぎた印象でした。秋晴れと紅葉の組み合わせが見事でした。


所々で岩場、鎖場が登場します。付近は秩父ジオパークに認定されています。両神山はチャート呼ばれる岩石から成るようです。2億5千年前に海底だったと言われてもピンときませんが・・・。


両神山のピークはもうすぐです。同じ秩父の武甲山が見えてきました。登ったのは9年前の12月でした。やたら寒かったことを憶えています。


最後の鎖場を終えて、標高1723mの両神山ピークに到着です。この日は1100mのアップダウンとなりました。これでまた一つ、百名山をクリアできました。


山頂から360度のパノラマを楽しみました。遠く富士山が見えています。北側の斜面ですので雪が見えます。手前は奥多摩の最高峰、雲取山から甲武信ヶ岳方面へ続く山々です。


更に西に目を向けると甲武信ヶ岳、金峰山方面となります。その場では同定できませんでしたが、後日ネットで調べました。下の写真に、甲武信ヶ岳、金峰山いずれも含まれています。


この時期は日が短いので、下山を急ぎました。山頂から離れる間際に、秩父盆地を見下ろしました。


両神山の山頂部は横の広がっています。しばらく、紅葉を見ながらフラットなルートを進みます。穏やかな秋の午後の時間が流れていきました。


尾根から沢に入って一気に高度を下げます。所々、杉などの常緑樹の下に入ると、かなり暗くなります。我々の後ろにもかなり人がいましたが、おそらく最後はヘッドランプ必須だったでしょう。


両神山は百名山に相応しい、素晴らしい山でした。今回利用した表参道コースよりも短時間で行けるルートがあります。ただし、アクセスが悪い上に入山料も必要で、選択肢から外しました。急登が少々応えましたが、周囲の紅葉の助けを貰いながら、楽しむことができました。参加の皆さん、ありがとうございました。
コメント
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