東京では桜が咲いたそうです。庭のレンギョウ、ユキヤナギも一斉に満開となりました。一気に季節の進み方がペースアップした感じがあります。このまま花粉も早く過ぎ去って欲しいところです。今回は久々に音楽の話題です。
先日の書籍の記事でも触れましたが、クラシックではチェロが気になる存在になっています。Jacqueline du Preのボックスセットを買ったのは、もうしばらく前になりますが、大抵ボックスものは聴くペースがゆっくりになります。一気にではなく、気が向いた時にリッピングして都度聴くのが、私には合っているようです。やがて知らない曲の中にも、気になる曲が出てきます。Haydnのチェロ協奏曲第2番もそんな例です。全体的に穏やかな旋律で、何かの節目とか、仕事の区切りとか、にリラックスしながら聴きたくなるような曲です。今の卒業や転勤シーズンにもマッチしますし、曲の雰囲気にも春らしさを感じます。
クラシックを聴かれる方は、おそらくご贔屓のチェリストがいることでしょう。私は今のところ、Pierre Fournierが気になっています。先のHaydnの協奏曲を探して買ったのが、こちらのCDです。実は買ったときはFournierの意識はなく、指揮者のGeorge Szell狙いでもあったのですが、Szellが指揮したのはHaydenでなくカップリングされたDvorakの協奏曲の方でした。Haydnの協奏曲を聴いてすぐに、このチェロは誰?となったのですが、調べてみると20世紀を代表するチェリストFournierだったというわけです。チェロの貴公子と称されたという先入観を差し引いても、優雅な演奏はHaydnの協奏曲に合っていると思いました。
Fournierはボックスも出ているようですが、せっかくなので個別のアルバムを揃えていこうと思っています。2番目の写真にあるように、Bachの無伴奏チェロ組曲とBeethovenのチェロソナタを購入しました。集中力の必要なBachより、Beethovenを聴く頻度が高いです。特に人気のある3番は私のような初心者でも、いい曲だなあと思ってしまいます。タイトルはチェロソナタとなっていますが、チェロとピアノが2人主役といった感じで両楽器の相性の良さを楽しめます。ピアノはBeethoven弾きとして知られるWilhelm Kempffです。1965年のライブ録音ですが、この瑞々しさは何処から来るのでしょう。
2009年SS誌の長谷川陽子さんと小林悟朗さんの対談の中で、チェリストにはテノールタイプとバリトンタイプがいて、Fournierはテノールに近い中間的存在といった・・・といった話がありました。まだ多くのチェリストの演奏を聴いたわけではないのですが、時間をかけてFournier像を構築できればいいと思っています。そういえば、Fournierは私の大好きなSegoviaを尊敬し多くを学んだとあります。これは大いに期待できそうです。一方で、生のチェロを意識して聴いていないことにも気づきます。調べたら4月にみなとみらいで、長谷川さん・仲道さん・千住さんの華やかな共演がありました。早速家内を誘って行くことにしました。
ちなみに長谷川さんはバリトンタイプとのことですから、その力強い演奏に期待しています。
先日の書籍の記事でも触れましたが、クラシックではチェロが気になる存在になっています。Jacqueline du Preのボックスセットを買ったのは、もうしばらく前になりますが、大抵ボックスものは聴くペースがゆっくりになります。一気にではなく、気が向いた時にリッピングして都度聴くのが、私には合っているようです。やがて知らない曲の中にも、気になる曲が出てきます。Haydnのチェロ協奏曲第2番もそんな例です。全体的に穏やかな旋律で、何かの節目とか、仕事の区切りとか、にリラックスしながら聴きたくなるような曲です。今の卒業や転勤シーズンにもマッチしますし、曲の雰囲気にも春らしさを感じます。
クラシックを聴かれる方は、おそらくご贔屓のチェリストがいることでしょう。私は今のところ、Pierre Fournierが気になっています。先のHaydnの協奏曲を探して買ったのが、こちらのCDです。実は買ったときはFournierの意識はなく、指揮者のGeorge Szell狙いでもあったのですが、Szellが指揮したのはHaydenでなくカップリングされたDvorakの協奏曲の方でした。Haydnの協奏曲を聴いてすぐに、このチェロは誰?となったのですが、調べてみると20世紀を代表するチェリストFournierだったというわけです。チェロの貴公子と称されたという先入観を差し引いても、優雅な演奏はHaydnの協奏曲に合っていると思いました。
Fournierはボックスも出ているようですが、せっかくなので個別のアルバムを揃えていこうと思っています。2番目の写真にあるように、Bachの無伴奏チェロ組曲とBeethovenのチェロソナタを購入しました。集中力の必要なBachより、Beethovenを聴く頻度が高いです。特に人気のある3番は私のような初心者でも、いい曲だなあと思ってしまいます。タイトルはチェロソナタとなっていますが、チェロとピアノが2人主役といった感じで両楽器の相性の良さを楽しめます。ピアノはBeethoven弾きとして知られるWilhelm Kempffです。1965年のライブ録音ですが、この瑞々しさは何処から来るのでしょう。
2009年SS誌の長谷川陽子さんと小林悟朗さんの対談の中で、チェリストにはテノールタイプとバリトンタイプがいて、Fournierはテノールに近い中間的存在といった・・・といった話がありました。まだ多くのチェリストの演奏を聴いたわけではないのですが、時間をかけてFournier像を構築できればいいと思っています。そういえば、Fournierは私の大好きなSegoviaを尊敬し多くを学んだとあります。これは大いに期待できそうです。一方で、生のチェロを意識して聴いていないことにも気づきます。調べたら4月にみなとみらいで、長谷川さん・仲道さん・千住さんの華やかな共演がありました。早速家内を誘って行くことにしました。
ちなみに長谷川さんはバリトンタイプとのことですから、その力強い演奏に期待しています。
フルニエ、ケンプの仕事は評価高いようですね。チェロ
ソナタは私が生まれた年の演奏ですが、色褪せません。
GRFさんは、様々なチェロを聴かれているでしょうが、
その中でもフルニエをお気に入りとは、こちらも嬉しく
なります。