連休の最終日、セッティングでお世話になったGRFさんを訪問させていただきました。拙宅に来ていただいたのは震災前の1月末ですから、ずいぶんと昔のように感じられます。いよいよGRFさんの音を聴ける・・・清清しい秋晴れの中、少々ドキドキしながらお宅に向かいました。まさしく百聞は一聴?に如かず、の貴重な体験となりました。
今回は、和室のサブシステムでの鑑賞が中心となりました。勿論メインシステムはGRFやハートレーのある広大な部屋なのですが、GRFさんご自身は和室で音を聴く時間がずっと長いそうです。サブシステムのSPは、日本に数えるほどしか無いジャーマンフィジクス/ユニコーンです。テープ音源のDSDファイル化も、このシステムで進行中です。SACDをも上回るデータ量とのことで、それらを最近話題のDSD直接再生で聴くことができます。
こちらがユニコーンの上流の機器群です。ソースは右上がNAGRAのテープ装置、右下がマランツCD34改となります。写真にはありませんが、DSDファイルの再生は、コルグのレコーダーMR-1000で行います。一方、左上は是枝さんのパワーアンプ、左下はエアータイトのプリアンプです。CD34改の音がとても新鮮だったのは、今回の訪問の驚きの一つです。プレイヤーでもファイル再生でも、やはりやるべきことはやらないと駄目ということですね。
まず感じたのは楽器の音色の美しさです。DSD再生で聴いたBeethovenの「皇帝」のピアノの音色の瑞々しさ、は私の経験の範囲を超えていました。うーん、本物のピアノってこんなに美しかったかな?家から持ち込んだCDでも同様でした。特にWillie Nelsonのギターが素晴らしかったです。"ガットを張り替えたような"といった表現では収まらない厚みを感じました。ボーカルは全体的に前に出てくる感じで、平行法のハートレーとは対照的ですが、良し悪しではないと思います。
食事の時間も惜しんでユニコーンの音に3時間ほど浸りました。ユニコーンの音に慣れると、ハートレーの音が地味に聴こえるかも・・・とGRFさんのご忠告もあったのですが、残りの時間は"GRFのある部屋"で楽しませていただきました。地味ではなく優しい音だと感じました。この点はデジタルでもアナログでも共通しています。広いステージ感と音像が空間的に配置される様は、想像以上でした。奥まったところに浮かぶテレサテン・・・平行法がもたらすヴォーカルの佇まいは私のツボのようです。
結局、3時過ぎまで昼抜きで音を聴くことになり、GRFさんも大変だったかと思います。遅い昼食にもお誘いいただきありがとうございました。タンノイGRFの音は時間切れで聴けませんでしたが、その前に今回提示された2つの個性ある音を私の中で咀嚼せねばなりません。私自身の試行錯誤はまだまだ続きますが、良き道標を得ることができました。
今回は、和室のサブシステムでの鑑賞が中心となりました。勿論メインシステムはGRFやハートレーのある広大な部屋なのですが、GRFさんご自身は和室で音を聴く時間がずっと長いそうです。サブシステムのSPは、日本に数えるほどしか無いジャーマンフィジクス/ユニコーンです。テープ音源のDSDファイル化も、このシステムで進行中です。SACDをも上回るデータ量とのことで、それらを最近話題のDSD直接再生で聴くことができます。
こちらがユニコーンの上流の機器群です。ソースは右上がNAGRAのテープ装置、右下がマランツCD34改となります。写真にはありませんが、DSDファイルの再生は、コルグのレコーダーMR-1000で行います。一方、左上は是枝さんのパワーアンプ、左下はエアータイトのプリアンプです。CD34改の音がとても新鮮だったのは、今回の訪問の驚きの一つです。プレイヤーでもファイル再生でも、やはりやるべきことはやらないと駄目ということですね。
まず感じたのは楽器の音色の美しさです。DSD再生で聴いたBeethovenの「皇帝」のピアノの音色の瑞々しさ、は私の経験の範囲を超えていました。うーん、本物のピアノってこんなに美しかったかな?家から持ち込んだCDでも同様でした。特にWillie Nelsonのギターが素晴らしかったです。"ガットを張り替えたような"といった表現では収まらない厚みを感じました。ボーカルは全体的に前に出てくる感じで、平行法のハートレーとは対照的ですが、良し悪しではないと思います。
食事の時間も惜しんでユニコーンの音に3時間ほど浸りました。ユニコーンの音に慣れると、ハートレーの音が地味に聴こえるかも・・・とGRFさんのご忠告もあったのですが、残りの時間は"GRFのある部屋"で楽しませていただきました。地味ではなく優しい音だと感じました。この点はデジタルでもアナログでも共通しています。広いステージ感と音像が空間的に配置される様は、想像以上でした。奥まったところに浮かぶテレサテン・・・平行法がもたらすヴォーカルの佇まいは私のツボのようです。
結局、3時過ぎまで昼抜きで音を聴くことになり、GRFさんも大変だったかと思います。遅い昼食にもお誘いいただきありがとうございました。タンノイGRFの音は時間切れで聴けませんでしたが、その前に今回提示された2つの個性ある音を私の中で咀嚼せねばなりません。私自身の試行錯誤はまだまだ続きますが、良き道標を得ることができました。
また冬になったら、遊びに来てください。その時は、GRFを。
1週間前のことですが、私も日が進むのが
早くて昔のようです。でも、音は耳に残って
います。
その後、訪問された方が、同じく「百聞にも
一聴」の表現を使われていたので、笑って
しまいました。
交差法のGRF楽しみです。
ますが、データ量がハンパなく大きいです。
そうなんです、ピアノの音なんです!
とはいっても、私のシステムでは、そこまで
鳴ってはくれていません。><
ピアノの音って難しい。。。
DSD再生は、リッピングや再生の手段が、
限られているので、様子を見ています。
PCオーディオやネットワークプレーヤー
で普通に再生できるといいですね。
なので、ピアノもCDレベルの再生で
苦闘しております。
ピアノの再生は、CDから良くなりました。CDプレーヤーでアナログ変換している場合は、やはり最後のアナログ回路の出来が音を左右します。
Vafanさんが来られたときと、週末の変化は、主にケーブルの変化ですね。
ブログに取り上げていただきありがとうござい
ます。週末にしか記事が書けないので、遅くな
ってしまいました。
CD34改の胆がアナログ回路というわけですね。
あの日は、CDプレイヤーの底力を見たような
気がします。
結局、サブシステムも内振りやめて、平行法
にしてしまいました。ハートレーの余韻が
残っているようです。
はじめてコメントさせていただきます。
GRFさんの音はオーディオを人生の糧とする上で、一度は聴いておかないといけないと思うほどの素晴らしさですね。
私はユニコーンの音はまだ聴いておりませんのでわかりませんが、通常のSPとは違ううえにGRFさんのスパイスが効いた音は大変興味があります。
コメントありがとうございます。やはり実際に
音を聴くと、刺激を受けますね。こちらは
長い道のりですが、少しずつとは思ってい
ます。今度、交流できるといいですね。