横浜方面は9月に入り、朝晩の暑さは少し和らいだ感もありますが、昼間は相変わらずの暑さが続いています。8月は慶応高校のエンジョイ・ベースボールや大応援が話題になりました。神奈川代表の優勝は嬉しいものでしたが、107年ぶりと言われても実感が湧きようもありません。今年は関東大震災から100年、司馬遼太郎さん生誕100年、さらには忠犬ハチ公も生誕100年だそうです。たまたまかも知れませんが、寿命を超えるスパンを立て続けに意識する最近となりました。この秋は、久しぶりに司馬さんの本、読んでみようと思います。
先日、アマゾンミュージックで聴いたジュディ・オングの「旅情」がしっとりしたいい曲だったので、収録されている『ベストナウ』をCDで購入しました。発売は90年のようです。ウィキペディアによると、「旅情」は88年発売のシングル「再会」のB面となっています。『ベストナウ』には「再会」は収録されていません。ベスト盤といいつつ、単にA面を集めた盤ではありません。他に数曲、B面の曲が入っていました。さすがに「魅せられて」は入っていましたが、シングル盤とは違ってテクノ色のアレンジで新鮮でした。
ジュディオングの活動は、大きくコロンビア時代、CBS・ソニー時代、東芝EMIに分かれます。我々の世代ではやはり「魅せられて」のインパクトが大きく、それ以前の活動は知りませんでした。映画デビューが1961年、歌手デビューが1966年ですから、「魅せられて」以前も十分長いキャリアとなります。写真の『愛の生命』は1975年、CBS・ソニーの時代のアルバムです。中村雅俊の「ふれあい」「いつか街で会ったなら」をカバーしています。NTV系の青春ドラマは懐かしいです。
以前のブログでも紹介しましたが、ジャズのスタンダードをオーケストラをバックに歌った『素敵な貴方』も楽しいアルバムです。表題曲や「あなたと夜と音楽と 」は今でも時々聴いています。ベースとなったNHKの音楽番組『ザッツ・ミュージック』、朧気に憶えています。司会はジェームス三木さんと二人でした。1985年から1989年にかけて放送されていたので、まだ学生の頃です。英語の発音がお上手なので聴き易く、ストリングスとの相性もピッタリです。となると、本家、中国語の楽曲も探したくなります。
まだまだ残暑は続きそうですが、オーディオシーズン開幕です。メインシステムの灯を入れる頻度が上がってきました。皆さんとの交流再開も楽しみにしています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます