珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

merryさんを迎えて

2014-10-08 22:42:11 | オフ会
10月に入っての最初の土曜日、merryさんにお越しいただきサウンド交流を行いました。merryさんのご自宅は静岡ですが、この春から東京で単身赴任されています。週末は基本、静岡に戻られていますが、この日はサウンド交流後、そのまま新横浜経由で静岡に向かう流れとなりました。merryさんは静岡でも積極的に交流されていて、先日お越しの矢切亭主人さんもお仲間です。例によってお昼前に集合し、近所のオーガニックレストランで昼食後、交流スタートです。部屋のコーナーからのショットです。SPがカメラの視野に収まりやすくなったのは気のせいではありません。


事前に日頃聴かれるジャンルを尋ねたところ、クラシックが半分、ほかにジャズやポップスとのことでした。プログラムの中心にクラシックを据えて、前後をジャズとポップスで固めてみました。merryさん、かなりクラシックコンサートの場数を重ねているようです。先日のオーディオショウのハイエンドSPの音色と、ウィーンフィルの音色は別物とバッサリ指摘されてまいした。ヴァイオリンを趣味としている奥様とお二人でシステムの調整もされているとか。いやがうえにも緊張しそうな状況ですが、merryさんのお人柄もあって終始リラックスモードで進行しました。


70年代の邦楽、洋楽は私のストライクゾーンですが、リアルタイムで聴いていたのはmerryさんの方です。事前のやりとりからユーミン、小田和正は、手持ちのアナログ盤からピックアップしておきました。


昭和歌謡でリクエストのあった太田裕美は、『エレガンス』から「ピッツァハウス22時」をかけました。大学生の頃、かつて新宿ルイードのコンサートにも行かれたそうです。後追い派との差ですね。


merryさんはご自宅ではB&W802Dを使われています。802Dはツィーターやミッドレンジヘッドを耳に向けることで性能を発揮するという話が出ました。要するに直接音を重視した内振りです。平行か内振りかは、SPの特性、聴く音楽、部屋の条件で決まる(決める)ものなのでしょうね。逆にウィーンアコースティックスと平行配置の組み合わせは、私の部屋や音楽の嗜好に合ったのでしょう。ただ拙宅のようなニアフィールド&フラットセッティングは、あまり例がないと思います。何故音場がSP後方に形成されるのか、merryさんも不思議がられていました。

数曲聴かれた段階で、音には慣れたご様子でした。聴き疲れしない、長時間聴けるといったコメントをいただきました。実は、今年に入って複数の方よりイヤな音がしない、という感想をいただいています。同じ事を指しているのだと思っています。時期的にはDEQ2496の本格活用と符合しますが、果たしてどうでしょうか。今回はチェロの割合を減らし、敢えてヴァイオリンを聴いていただくようにしました。その点でも特に違和感はなかったようで、ホッとしました。9月より本格導入したADコンバージョン付きアナログですが、アナログ特有のキメの細かさは伝わったようです。

merryさん、お忙しいところ横浜まで寄っていただきありがとうございました。田園都市線にしても横浜線にしてもゆかりがあるようで、懐かしさと共にサウンド交流を楽しんでいただけたのであれば、幸いです。次は清水訪問を実現できればと思っています。
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