10月に入って30度超えするなど、横浜方面はまだ秋に入り切れていない感じです。例年ですとそろそろ金木犀の香りをかいで、秋へのスイッチが入る時期です。8月の猛暑とその後の、散発的な夏日で開花が遅れているようです。一方で、近所の寺家ふるさと村では稲の収穫が進んでいて(写真は先週)、まだら模様ながら秋を感じさせる場面が増えてきました。コーヒーの豆を買ったり、中古レコードを買ったり、出合わせたバスに乗ったり、と当てもなく過ごすのは、大事な時間でもあります。
寺家ふるさと村は青葉区の外れにある、昔ながらの風景を維持している地区です。小学生当時、青葉区は緑区でした。東急の開発により、鉄(くろがね)町、寺家町、鴨志田町、黒須田町といった昔からある町の面積が減り、〇〇台、△△丘へと変わっていきました。私も長らく□□ヶ丘に住んでいました。現在でも青葉区は人口が増えているなんて話を聞いたことがありますが、ここだけは宅地開発されずに、維持されています。週末はちょっとした賑わいです。家族連れ、夫婦、ご年配の方、それぞれに穏やかな時間を求めているのでしょう。
拙宅から歩くと2時間コースになってしまいます。散歩というより自転車に向いているコースですが、久しぶりに歩いてみました。稲は、半分くらいは刈り取られていました。奥のマイカーは地元の方ではなく、遠方からの訪問者やボランティアの方のものと思われます。
黄金色の稲の手前は麦でしょうか?
道端の彼岸花(曼珠沙華)。新羽の西方寺の彼岸花、いつか見に行こうと思っているのですが、気づくのが遅かったです。蝋梅のように年中行事に組み込むまでは至っていません。
木によっては色づき始めたものもあります。観光地の鮮やかな紅葉もいいのですが、郊外の地味な紅葉も、私は好きです。
この散歩で調達したレコードは、大橋純子「FEELING NOW」、渡辺真知子「遠く離れて」、猪俣猛「THE DIALOGUE」です。こうして70年代後半~80年代前半の邦楽がまた増えてしまうのですが、これも趣味なので・・・。猪俣猛はオーディオ目線での購入です。「THE DIALOGUE」は、確か、アキュフェーズのサンプルCD(試聴会でゲット)にも入っていたはずです。レコードをしっかり洗って、秋の夜長のレコード三昧と行きたいところです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます