珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

秋の金沢、能登

2019-11-11 23:58:47 | その他
11月頭の三連休、家内と金沢・能登方面へ行ってきました。ここ数年、11月の初旬を旅行に充てられるようになり、毎年の楽しみの一つになりつつあります。今後、少しずつ、こういった時間が増えてくるものと思います。家内より前々からリクエストのあった金沢に加え、その奥の能登へ足を延ばすこととしました。能登を回るとなるとどうしても車が必要です。のと里山空港でレンタカーを借りることを前提に、往復は空路と決めていました。結果的に台風19号の影響は受けることなく、予定通り、初めての金沢・能登を満喫することができました。

小松空港から金沢へバスへ移動し、最初に向かったのが現代アートの金沢21世紀美術館です。人気のスポットのようで中高生、海外からの観光客で賑わっていました。こちらの「レアンドロのプール」など体験型の展示品が楽しい美術館でした。


続いて向かったのが、古い街並みが残る、ひがし茶屋街です。町家カフェにて、休憩タイムとしました。金沢と言えば金箔ですね。私はチーズケーキとコーヒーでまったりしました。


女川と呼ばれる浅野川です。確かに流れが穏やかです。今回は行けませんでしたが、男川である犀川も、いずれ訪れたいものです。


ホテルのある香林坊まで、ひがし茶屋街から歩いて見ました。金沢中心部は意外にコンパクトな印象です。途中、近江市場の人気のコロッケ店にてクリームコロッケとメンチカツを調達。


夕飯とお土産物色のため、再び金沢駅へ。駅のロータリーがライトアップされて華やかな雰囲気です。加賀屋が出している和食店でお寿司と加賀料理にしました。日本酒は「加賀雪梅」です。


翌朝、宿泊したホテルからの眺めです。中央奥のホテル日航金沢付近が駅方面です。手前にある高層ビルは、北國新聞のビルです。ホテルのサービスでも北國新聞が配られていました。地方紙の紙面にも旅風情を感じます。


2日目は兼六園からスタートです。何せ初めての金沢です。押さえるところは押さえないと・・・(笑)。見事な晴天で池への映り込みが綺麗でした。


兼六園を出ると向かいが金沢城公園です。青空をバックに城壁が輝いています。長屋などを見学して、ステンドグラスで有名な尾山神社へと抜けました。


金沢観光のラストは長町武家屋敷です。香林坊から少々下るとタイムトリップしたような空間が待っていました。ちょっと時間が足らなかったのが残念です。


金沢から輪島へ向かう高速バスに乗り、のと里山空港で下車。レンタカーで白米の千枚田を目指しました。既に稲の収穫は終わり、季節的には遅かったのですが、海に迫る棚田は素晴らしい光景でした。夜はライトアップされるようです。


最終日は、輪島の朝市からスタートです。そう言えば、昨年の高知でも朝市でした。漆の箸、いしる(魚醤)、えがらまんじゅう、ふりかけ等を調達しました。


輪島からはひたすらに海沿いを走り、能登半島の先端である、禄剛崎を目指しました。ここは海から日が昇り、海へ日が沈むとか。


遠く目を凝らすと、島が見えます。佐渡島です。確かに日本地図で確認すると能登半島と佐渡はイメージ以上に近いです。


旅の最後は珠洲市です。目当ては珠洲焼でした。中世の陶器ですが、長らく途絶えていました。復興してまだ40年あまりだそうです。私は番組で存在を知り、そのグレーの素朴な風合いに惹かれました。結局、コーヒーカップを購入しました。


こうして慌ただしい、初の金沢・能登旅行が終わりました。少し前に、五木寛之氏の「金沢さんぽ」を読んだことを思い出しました。読み返してみて、今回の旅と照らし合わせてみるのも一興です。京都同様に金沢は見どころが豊富です。季節を変えての再訪や、お隣、富山と組み合わせても面白いでしょう。のと里山空港からは、本来、立山連峰や後立山連峰を見渡せるのですが、最終日は雲の下でした。次の機会に期待します。能登から羽田への飛行は一時間弱。あっという間に日常に戻って金沢ロス、という次第です。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ハンコックさん、BTさんご来訪 | トップ | 天狗山 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

その他」カテゴリの最新記事