vagabond moon

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ロックも捨てたもんじゃない。

2010-04-10 06:50:20 | 映画
新宿で「ソラニン」を観る。



前日、
美容院にあった雑誌で、
この映画のことを知ったら、
心がムズムズしたので、
翌日GO。



青春群像バンドほろ苦ムービー、
俺はこの手にめっぽう弱い。


「アイデン&ティティ」も「青春デンデケデケデケ」も、
ツボだった。



宮崎あおいが良い。
CM以外、あまり知らなかったのだが、
若手の女優にもこういう人がいるのだなぁ。
魂もスキルもあり。
俺、ほんとに勉強不足。



ギターをゼロから特訓したらしいが、
おぉ、立派なギタリスト&ヴォーカリスト。


カッティングする時の、
右手がとてもロック。
私見だが、
ギタリストの右手には、
人生が投影される。


意志の強そうな動きかただ。



勉強になります!



魂があれば、
まだまだまだまだ、
ロックも捨てたもんじゃない。




二足歩行、可。

2010-03-10 09:35:18 | 映画
腰痛のため、
まともに歩けなかったが、
復活、
二足歩行。


やっと、
ネアンデルタール人レベルになった。



ここで無理すると、
ハイハイ坊やに逆戻りするので、
映画生活継続。




愛を読むひと、
007/慰めの報酬、
マンデラの名もなき看守、
ぼくたちの奉仕活動。




愛を読むひと。

原作は読んでいるのだが、
中身をさっぱり覚えていない。
バカは、何度も、
フレッシュを味わえる。


ケイト・ウィンスレットの凄みはどうだ。
この映画でアカデミー主演女優賞を受賞。
それでなくてもタイタニック以降は、
オスカーの常連。


ケイト・ブランシェットとともに、
俺の中での、
二大ケイト。


勘違いしてはいけない。
女には勝てない。




007/慰めの報酬。

なんたることか。
せっかくカジノ・ロワイヤルで、
ダニエル・クレイグ流ボンドを確立したのに、
これでは台無し。


スピード、アクションがメインになって、
洒落た会話、心理戦、ボンドだって人間なのさ、などは皆無。
カット割りが速すぎて、
ついてゆけない。


渋味が足んねぇよ!


こういうんじゃない、
と思うんだけどなぁ、
007の映画って。


ジローラモ。
若き日の、
三國連太郎。








ぎっくり腰+風邪+α。

2010-03-07 07:19:44 | 映画
タイトルのような有り様なので、
まだまだ続く映画週間。


マンマ・ミーア!、
アクロス・ザ・ユニバース、
天使と悪魔。



どれも楽しめたが、
一番好きだったのは、
アバの作品をモチーフにしたミュージカル、
マンマ・ミーア!。


ダンスも歌も、
あんまりキマらないけど、
そこがいい。
B級ミュージカルぽくって、
よろしい。



アバの楽曲もいいなあ。
英米が失くしてしまった、
クラシカルなポップスが素敵。
歌詞の韻の踏み方もきれい。
再評価。


アバをはじめとする、
北欧のポップスには、
どことなく親近感がわく。


子供の頃、
英米のポップスに憧れて育った事情が、
日本人と似ているのだろう。
成熟していないが、
いつまでも青臭くてフレッシュ。



そして、
メリルストリープ。
素敵な女優だなぁ。
笑顔も涙も本物だ。


踊る大女優。


吉永小百合も、
踊る日が来るか…!?。





ゴロゴロ+DVD。

2010-03-06 06:11:09 | 映画
体調不良でゴロゴロしてるのをいいことに、
一日4本、
DVDを観る。


バーン・アフター・リーディング、
スラムドッグ$ミリオネア、
グラン・トリノ、
トランスフォーマー2。




もっと映画館に足を運ばなくてはいかんな、
な顔ぶれ。


せめて、
このうち2本は、
映画館で観てないとなぁ。


今年は行きます。
って、
アバターもまだ観てないが…。




スラムドッグ$ミリオネアが、
素晴らしかった。


ダニーボイルは、
屈折とエンタテインメントを同居させるのが、
いつも巧い。
イギリス人なのだな。




かたやアメリカ代表、グラン・トリノ。
クリントイーストウッドは、
アメリカの良心を語る監督になった。


見ごたえがあったが、
うさんくささが少し無いと、
俺の趣味ではない。


が、
夕陽のガンマンの頃からのファンとしては、
なにがあっても絶対支持。



あぁ、
かさねがさね、
この2本は映画館で観たかった。



バーン・アフター・リーディング。
役者が達者で、
監督も達者。
それが鼻につく。

コーエン兄弟的、
オールスターキャスト。

だが、
役者が主張しすぎて、
演技大会みたいに見えたのは俺だけか。



トランスフォーマー2。
ミーガン・フォックスを観るため、
ただそれだけのために観ています。


あれで、
23歳って、
肉食女子はすごい。




戦えイーストウッド。

2009-03-01 22:53:23 | 映画
近所のシネコンで「チェンジリング」。
クリントイーストウッド監督の新作である。

その昔、
従兄と一緒に観た「夕陽のガンマン」。
「うぉ、この人かっこいい」と、
初めて意識した俳優がイーストウッド。
まだ小学校低学年の頃。

なので、
物心ついてから、今に至るまで、
ずうっと見続けているのは、
イーストウッドの作品だけなのかもしれない。

今回は、
腐敗する権力に巻き込まれながらも、
立ち向かう母親が主人公。

79歳の監督の仕事とは思えないほど、
映像も演出も、力があって緻密。
自身がつくる音楽も、
切なくて良いメロディだ。

映画はこうでなくちゃ、
と思わせてくれる映画である。
さすがハリウッドの良心。

長生きしてくれ、
イーストウッド。



ドイツ映画。

2009-02-08 21:10:55 | 映画
「善き人のためのソナタ」「四分間のピアニスト」、
ドイツ映画を二本観る。

「Uボート」とか「ブリキの太鼓」とか、
昔から、
あの暗~くて
あの哲学~な、
感じが好きだ。


今回の二本も、
ドイツ映画らしい作品。
ドラマの奥に国家の歴史的なトラウマが横たわっていて、
その歯がゆさがリアルである。

「四分間のピアニスト」。

直前に「奇跡のシンフォニー」という
アメリカのお伽話を観たせいもあってか、
ズシリと腰にくる。

主人公がピアノを演奏するラストシーン。
いいねぇ。


実際に演奏したのは日本人の女性らしい。

少し鼻が高くなるので、
ご覧あれ。