先週から創価ナインのホームグラウンドは鷹の台から東大和に移転した。
数々の歴史を刻んだ鷹の台から、自転車で約20分とちょっと
西武鉄道/拝島線の東大和駅からだったら歩いて10分弱
とてつもなく立派なグラウンドが出来あがった。
両翼は100Mぐらいあるんじゃなかろうか?
左中間・右中間の膨らみも大きい。
芯で捉えても、低い角度ならオーバーフェンスはないだろう。
ベンチの作りもナイター設備も、地方球場に匹敵するレベルの高さだ。
スコアボードもデジタル仕様になった。
何人もの控え選手たちが献身的に手作業で頑張った裏方の仕事も少なくなり
野球に専念できる環境が整った。
ただ、ちょっと残念なのは・・・ スタンドに屋根がなくベンチもないこと
椅子を持参しなきゃ、立ち見になってしまうってのが辛い。
平たく言えば、平屋の屋根の上から見てるようなもので
日陰が全くなく日射しをもろに受ける。
よって、6月から9月にかけての観戦は
日射病等、体調を崩される観戦者が出なければと懸念される。
観戦する人の約半分は女性だけに・・・ 心配だ。
さらに観戦場所は平坦なので、
最前列で日傘をさして立って見る人が場所を独占したら
2列目以降の人は試合が見づらくなるし、3列目以降の人は観戦できない。
やはり段差をつけてベンチは必要だろう。
段差のついたベンチ仕様になっていれば、
日傘を持ってくるなど、日射病対策の防衛策も図れるし
観戦に支障も出ないと思うのだが・・・ どうなんだろう?
事実として対戦校のご父兄の方々は、
「グラウンドは最高だと思うが、スタンドは・・・ ちょっととね。」なんて
お話されてたのを耳にした。
せっかくの立派なグラウンドなのに、大変残念なコメントである。
高校の部活のグラウンドの仕様については、
都の高野連で、なにか決まった特別なルールでもあるのだろうか?
校舎と一緒じゃないので、なにか制約でもあるのだろうか?
単に建設の途中ならいいんだけど、そんな気配も見当たらないし・・・
なんとなく、もやもや感が残ってしまう。
愚痴はこれぐらいにしとくが、選手にとって環境が整ったことは事実だから
とにかく頑張ってほしいと願う。
春・夏8度の甲子園は、鷹の台グラウンドにその歴史を刻んだ。
そして、9回目は東大和グラウンドからその歴史は始まる。
今夏か、それとも来春か? その期待は富士の山の如く大きい。
心地よい初夏の風に吹かれて、センターポールに校旗がなびく。
新たな創価伝説は、今夏東大和から始まる。
ワクワクドキドキの夏は、あと2ヶ月弱でやって来る。
頑張れ! 創価
目指せ! 甲子園
願いは一つ! 全国制覇