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久々に、どっぷりはまってしまったドラマ「Mother」、毎回、泣かされました!やっぱりドラマは、脚本ですね!いろんな伏線のエピソードが、積みあがっていく手法が、ばっちりでした。子供嫌いの淡々として女性が、このドラマの大テーマである「母性」に目覚めていくところが、良かったなあ。これは、奈緒の成長ストーリーでもあるから。 つぐみ役の芦田愛菜ちゃんの可愛さがもてはやされてるけど、奈緒おかあさんなしには、このドラマは成り立ちません。松雪さんって、フラガールとか気の強い女性をやらせたら、はまり役と思ってたけど、こういう複雑なしっとりした役も、全然OKなのね。この年代の女優さんでは、頭ひとつ抜けたって感じがする。 奈緒とつぐみちゃんの会話って、対等っていうか、母親が優位に立っていないところが、好きでした。虐待母のもとにあっては、怯えたり、子供のほうから機嫌を取ったり、安定した「こころ」でいられなかったのでしょう。 虐待母が迎えにきて「嫌いになっちゃった?」肩をゆさぶられて、「好きでも嫌いでもないの もうママじゃないからね」 つぐみちゃんが言った言葉で、一番ガーンと来たのが、ココでした。 |
「もう1回誘拐して」もコタエタなあ。これを、どうやって最終回、落としてくるのかと思ったけど、「ずっと愛してる」と新聞で、タイトルを見ただけで、ちょっと予想できたとおり。奈緒の実母がなくなって、つぐみちゃんを施設に帰す。
もし、誘拐劇がなくて、虐待事件が明るみになって施設に送られるのが同じ運命だとしても、おかあさんに愛されたという記憶があるのとないのでは、まるで違う。
たった7歳でも、自分の意思というのを貫かせた脚本に、子供の強さを感じました。そこに未来も見えます。
ただひとつの不満は、男性の存在、「父」というものを影薄くしたこと。虐待の裏には、オトコあり。ここまで入れてしまったら、複雑になりすぎるから、カットしたのもやむなしかな。幾通りもの母と子の物語で、いっぱいいっぱいだったから。
ネットで、「神ドラマ」と言われてるけど、上質で丁寧に作られたドラマに感謝です。
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