去年ここに来た時、その美味しさに感激しました。
熊野で枝豆と言えば丹波黒豆です。
無人販売で売っていて安いのです。
そろそろ涼しくなってビールを飲む量が減るなぁという10月、
「減りません」この美味しい枝豆のおかげで。
今年ももう何度も食べていますが
散歩をしていてこういうのがありました、気になる。
たっちゃんも知っていて「工場のちょっと先みたいや」
行きましたよ。
夕方散歩ついで、畑の持ち主が作業をしていました。
「こんにちは、わたし去年丁度一年前に京都から来ました」
よそ者は枝豆が珍しいってことを言うと、おじさんは気さくにお話してくれます。
脱穀機の小さい器械で枝から豆を外す作業、おもしろー。
少しお話して帰り際
「また寄ってください」
もちろん! 次の日カメラを持ってまた行きました。
「おお、昨日の方ですか、写真映すの?ゆっくりどうぞ」
お許しを頂いて畑の中も入らせてもらいました。
そんなに広くは無いです。
お名前を書いた棒がさしてあって、これは「黒豆のオーナー様」
10株単位で契約して、ここの畑で育ててもらうそうです。
へぇー。
豆は葉っぱの奥でひっそりと育っていて外からじゃわかりにくい。
前日来た時見た作業は
この日はその器械は使っていなくて作業の様子は撮れませんでした。
「おじゃましました、ありがとうございます」と帰ろうとすると
「売り物にならんのがあるから、ひと株あげよう」
ええ!うれしーーー。
おじさんがひと株抜いてくれます。
あとは自分で豆をもぎんさい。
作業場のベンチに座って豆を外します。
売り物にならん、ってそんなこと無いです。
ひと株には枝が一杯、採れた豆もいっぱい。
なんてええひとじゃ。
レジ袋いっぱいの豆、たっちゃんに見せると「高かったやろ」
「もろてん」
驚いて大笑い、感謝です。楽しかった。
その日のうちに茹でて食べない分は冷凍しています。
黒豆は他の枝豆より大粒で味も濃い、ほんまに美味しい。
今日のサラメシ
おやこどーん。
コテコテ京都弁やったら「豆を外しよし」
熊野の人と交流したいわたし「よそ者」を強調して情けかけてもらおうと下心満タンですが、もう一年経ったのでこの作戦はそろそろ変更します
そんなやり取り、熊野の農家の人も嬉しかったでしょうね!