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人体接触に寛容だったのに…男女席を同じくせず

2018-03-24 11:36:45 | 海外ニュース

平成30年3月24日


 韓国人は人と人の空間的な距離感がきわめて近く、日常的に人体接触が多い。握手などという外来文化が完全定着したのもそのせいだろう。だから女同士はもちろん男同士もよく手を握る。宴席などで隣の知り合い(男)から肩を抱かれたり太ももをさすられたりもする。ことさら性的意味はなく、親しみ表現のいわば“肉体言語”である。

 そんな社会だから男は、女も人体接触に寛容だと考えてきたのだが、女性の性的被害告発「#MeToo(私も)」運動がブームになって男たちに戸惑いが広がっている。恐れをなした男たちの間で女性との人体接触の場を避けようと「男女席を同じくせず」の現象が起きているというのだ。

 韓国は日本と同じく、職場関係などで仕事が終わって一杯とか打ち上げの宴席とか会食文化が発達している。そうした場ではつい無礼講的に男女の人体接触が多くなるのでお互い危険である。その結果、会食や打ち上げも男と女が別々で、同席を避ける傾向が出ているという。

 旧世代の男的感想かもしれないが、韓国社会も住みにくくなりました。ついでに人体接触に関していえば、人にぶつかっても相変わらず平気という“寛容”はよくない。「知らない仲にも礼儀とマナーを」ともう数十年、韓国で言い続けているのですが。    (黒田勝弘)











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