桜のネックレス

ひな祭りだったというのに、ちらし寿司はまだ食べるには寒い！
という母の言葉に一蹴され、桜餅だけを食べてその気分を
味わっただけに。

まあ、それでもいいかな？と思っている時に、Tちゃん
から手渡されたのが「桜のネックレス」。

私には、良すぎる！可愛すぎる！と自覚しつつも
早速、着けてみる。

「馬子にも衣装」ってこのことかも！？
意外と合っている感じ(^o^)
韓国のデザイナーが作ったらしい。

この季節に、桜のネックレスは本当に嬉しかった！！



そして、桜餅を食べている時に、Tちゃんが
「葉っぱも食べていいんかな？」って
言ったのを聞いたら、4年前に
末期がんで入退院を繰り返し、家に
一時的に居た父が、そんな風に言っていたのが
鮮明に蘇ってきた。
食が進まない中、桜餅は、美味しく食べてくれたなぁ～と。

父が桜を見ることが出来るのは、その年で
もう最後だと覚悟をしていたことも、ふっと
頭に浮かんできた。

4年前は、毎年桜の季節にこの思いが
繰り返されるのかと思うと、桜を
あまり見たくない・・・かもしれないと
思っていたことすら、今は、忘れてたんだ。

時間が経つとこんな風に、変わって
行くものなんだと実感！

　
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