○特集俳句0302・一人俳句01・増田守01・2016-10-28(金)
○「月仰ぐ一人に一つ喉仏」(増田守01)
○季語(月・秋) 「つきあおぐひとりにひとつのどぼとけ」(→「俳句の殿堂」より引用)【→特集俳句-索引1・索引2 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:月を仰ぐ数人は男性です。喉仏のふくらみが月明りに白く浮かびます。喉の仏は平等に一人に一つづつ。功徳も平等なのでしょうか。新しい特集、「一人俳句」のスタートであります。
○増田守(ますだまもる)
○好きな一句「月乗せて月を落とせる水車かな」02
○季語(月・秋) 「つきのせてつきをおとせるすいしゃかな」(引用同上)
【Profile】:1945年、神奈川県出身。神奈川県立希望ヶ丘高校卒業後、中央大学入学。1995年俳壇賞最終予選通過、1996年「桜蔭」入会。2001年から2003年及び2005年から2008年俳句界賞最終予選通過。2005年「炎環」新人賞、2006年「炎環」同人。2009年「桜蔭」総括選者(副代表)。2011年「桜蔭」代表。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます