●次元俳句0172・方位(空間)09・窪田猿雖01・2014-04-27(日)
○「くもる日や野中の花の北面」『続猿蓑』(1698)(「芭蕉dbより」引用)(窪田猿雖01)
季語(花・春)
関東の花は終わりましたが、細長い日本列島のことです。まだまだ花の季節。今、前線はどのあたりでしょうか。花曇の日に野の桜を北側から見ています。ごつごつとした桜肌の樹に細かな花がさわさわと風に揺れています。
○窪田猿雖(くぼたえんすい)(1640~1704)
代表句「春雨や山より出る雲の門」02
季語(春雨)
伊賀上野の門人。「内神屋(うちのかみや)」の屋号で手広く商いを行い、特に富豪であったという。→松尾芭蕉の信頼厚く、→服部土芳に次ぐ伊賀蕉門の重鎮。(「芭蕉db 」より引用http://www2.yamanashi-ken.ac.jp/~itoyo/basho/whoswho/ensui.htm)→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)
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