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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
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■五体俳句630「トマト挘ぐ夫婦夕日にひざまづき」(須並一衛)

2023-07-24 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句630・膝10・須並一衛01・2023-07-24(月)
○「トマト挘ぐ夫婦夕日にひざまづき」(須並一衛01)
○季語(トマト・晩夏)(「新装版俳句小歳時記水原秋櫻子編」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:「夕日にひざまづき」ながらトマトをもぐ夫婦。まるで太陽からの授かりもののように真赤に熟れたトマトである。今回の五体俳句は「ひざまづく」の膝からいただきました。


須並一衛(すなみかずえ)
○好きな一句「鈴振つて母の呼びゐる雪明り」(『雪明』2000)02
○季語(雪明り・晩冬)

【Profile】:1926年新潟県出身。1948年梶井枯骨に師事し、→飯田蛇笏・→飯田龍太門に入り龍太選「雲母」作品欄巻頭11回の快挙をなす。第1回山蘆賞、第2回岡山県文学選奨受賞。「白露」同人。


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