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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

●五体俳句018・顔01・中村苑子

2010-11-23 00:10:56 | 五体俳句

●五体俳句018・01・中村苑子

 

○「火を消して一つのを覚えおく」(→中村苑子04)

季語(無季)

 灯りを消して一人の顔が浮かんで来ました。その顔を覚えて床に就きます。ここでは、その顔についての説明は一切ありません。その顔の持ち主と、どのようなことがあったかたは読者にはわかりませんが、「覚えおく」という表現は、それほど恨みがましい印象はうけません。


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