●五体俳句0152・耳07・吉分大魯・2013-12-10(火)
○「山風や霰吹き込む馬の耳」(吉分大魯01)
季語(霰・冬)
「→兎も片耳垂るる大暑かな」(龍之介)以来の動物の耳であります。強い山風のなかで馬は重量感を保ちながらたっています。その耳の中に霰が吹きこみます。
○吉分大魯(よしわけたいろ)(1730~1778)
代表句「とんぼうや声なきものゝさわがしく」02
季語(とんぼう・秋)
阿波国生まれ。俳諧を好み職を辞して京都に上る。はじめ岡田文誰門にはいりのち→与謝蕪村に学ぶ。協調性がなく同門と相容れず、のち剃髪。→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)
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