○五感俳句539・聴覚132静寂15・秋山卓三01・2021-07-12(月)
○「海底のしづかな狂気水眼鏡」(秋山卓三01)
○季語(水眼鏡・三夏)(「新版俳句歳時記夏の部角川書店編」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】
【鑑賞】:最初は不気味さからはじまるのであろう。海底を覗くということは。そのうちに竜宮城感覚に移行していくのであろう。いつしか海底中毒に陥ってしまうのであろう。
○秋山卓三(あきやまたくぞう)
○好きな一句「大旱の家郷ぞ笑みも幽かなる」02
○季語(大旱・晩夏)(「俳句201411別冊付録・第13回角川俳句賞受賞作品『旱天』50句中の1句」より引用)
【Profile】:1935年千葉県出身、香川県在住。→秋元不死男に師事。「氷海」賞、星恋賞(氷海同人賞)受賞。「旱天」50句により昭和42年度第13回角川俳句賞受賞。
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